すべての物件は、今日も壊れている|#もりマガ

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#もりマガ 014号


僕が私淑する経営者の言葉の中に、
「飛行機は、壊れながら飛んでいる」
というものがある。


この経営者は、
見栄を張らない、等身大の人生訓を
記憶に残る言葉で教えてくれるから大好きだ。
この言葉の意味を説明したい。


ライト兄弟は、なぜ飛行機を飛ばせたか?
それは、多くの科学者が
「完全なものを空中で安定させる」ことに
躍起になっていた中で、それを大胆に捨てたから。


つまり、
「空」という、どだい不安定なものに対して、
「完全な安定」という欲かいた考えを持ち込まず
「不安定」を前提としてモノづくりを進めたから。


飛行機は完成した瞬間からお古になる。
いちど飛べば、少しずつ壊れていくし、
もういちど飛べば、もう少し壊れていく。
で、XXX回目には本当に壊れてしまう。


でも、
壊れてダメというわけではなくて、
むしろ積極的に、壊す。
交換しやすい部位を、壊す。


そういった、
「破壊のマネージメント」こそが、
人類が空を飛ぶために必要だった、
大切な考え方だという。


これは単なるビジネス訓の寓話、
ということではなくて、
実際の航空エンジニアリングの世界に、
「破壊力学」という分野があるらしい。


これって、不動産投資でも同じでは?
今回の主旨はここにある。


一棟目を買うのは本当に難しかったが、
二棟目を買うのも、同じくらいに難しい。


これは強く僕が実感していることで、
多くの同期のメンバーにも
頷いてもらえることだと思う。


これはどうしたって、
自分にとって完璧な物件を
探し求めてしまうからだ。


そうしないよう、
自分を律してはいるんだけど、
「買えない理由」が目に入ってくるのは
人間誰しも共通するサガだと思う。


だからこそ、
「破壊のマネジメント」視点を、
不動産投資に持ち込むべきだと思う。


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