見出し画像

「思へば遠くへ来たもんだ」とは、もう言えない|#もりマガ

画像4

noteは100円ですが、↑登録で次号から無料です。100円は24時間以内なら返金もできます。

画像3

#もりマガ 002号


僕には親友と呼びたいひとが3人居て、
そのうちの一人が大阪に住んでいる。


彼は大学中退→再入学をしたり、
世界一周のバックパッカーをしたり。


社会人になってからも、
2010年代前半では珍しかったネット副業やら、
ジョブホッパー(よく言えば)というものを
誰よりも早くやってのけた。


なお最初の会社は4ヶ月で辞めた。
そこでの同期が、ぼく。


仮想通貨をブチ当てたと思えば、
損切りという概念を知らず爆損。
その後、「楽しそだから」という理由だけで、
金もないのにベンチャーで無給で働く。


ようは、変なやつなのだ。
その行動で人生が良化しているのかは微妙だが、
不思議と人を寄せ付けるらしい。


ぼくの本業の会社でも、
転職とか起業をするやつは、
なぜかすでに辞めた彼のところへ、相談に行く。
謎の駆け込み寺になっている。


そんな彼と会って話すと、
ぼくもやはり元気になれて嬉しいので、
大阪に帰るときは予定を合わせる。


2016年から5年続いている慣例で、
内容はベタもベタだが、銭湯で汚れを洗い流して
飲みに行くというもの。
年末の定点観測だ。


今日話したいのは、
ちょうど一年前、2019年の定点観測が
僕の運命の日だった、ということ。


「俺さー、不動産やろうと思ってんねん」


は?
不動産投資?やばそうじゃね?
何一つ知らないぼくは、
脊髄反射で答えたのを思い出す。

ここから先は

1,836字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポート貰えたらうれぴです!!