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物は生きている。

「生きている」ということを
東洋哲学的に解釈すると、「役割がある」「働きがある」ということです。
人が生きているということは
「役割がある」「働きがある」ということです。
物に「役割がある」ということは「生きている」ということです。

爪楊枝1本にしても、
歯に挟まった食べ物のカスを取るという「役割」があり、
その「働き」をすることで、その爪楊枝が「生きている」ということです。

そして役割が終わったら、きちんと感謝してサヨナラをするわけですね

東洋ではあらゆるものに生命があるといいますが、
それはそういうことなんですね。

「ご飯粒一つでも残さずに」と昔はよく言われたものです。
ご飯粒一つにも「役割」があるのです。
水谷さんの身体の中に入って、
水谷さんの身体の栄養分になるという役割です。

だから食べ残されたご飯粒をお茶碗事洗って、流してしまうと、
そのご飯粒が「あぁ私は使命を全うできなかった」と悲しむのです。

すべての物に命があり、役割があり、働きがある。
だから物は生きている。

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