すごい自己紹介
自己紹介の専門家、横川裕之さんの著書です。自己紹介って必ず経験があると思います。何十人もが一人ずつ自己紹介する事があるかと思いますが、聞いているもののほとんど頭に入ってこない、印象に残らないことってよくあるのではないでしょうか。この本はそんな悩みを解決してくれる本です。
細かなテクニック論が沢山書いてありますが、私は大切なポイントは2点ではないかと思いました。
一つ目は自己紹介では、「未来・過去・現在・夢・志」を盛り込むことです。本の前半ではこの内容を書けるようになるまでのフレームワークが記載されています。前半を読めば立派な自己紹介の原文ができあがるはずです。
二つ目は即効性がないかもしれませんがが、「姿勢・礼・名前・よろしくお願いします」をきちんとやるです。一つ目は文章のいわゆるテクニック的な部分で、二つ目は人なりをしっかり整えるということです。
著者はいくら立派な自己紹介原文を作っても、基本的には人は聞いていないと述べています。人は自分に最も関心があって、自己紹介した人が自分にとって何かいい結果をもたらしてくれるだろうと思った時に初めて人に関心を持ち始めます。つまり、自己紹介をする前に、二つ目で申し上げた見栄えの部分でうまく人の気持ちをキャッチできなければその後の自己紹介が素晴らしいものでも、結局はうまくいかないのではないかと述べています。
第一印象が大事であることは何事にも変えられないということでしょうか。今回もお読みいただきありがとうございました。
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