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キュンとしちゃだめですか? / 益田ミリ 著 / 文春文庫
この本について
そもそも"キュン"ってなんだろう?ときめきや感動に似ているけど、それに当てはまらないこともある。そんな未だ曖昧さを残す言葉である"キュン"のシチュエーションが豊富に収録されている。「分かるっ!」と思えるところから、「どういうこと?(笑)」まで幅広いジャンルの"キュン"があり、それらは読者を癒し、笑わせ、ほっこりさせる。
気づいたこと
著者は小さな幸せ(この場合は"キュン")を見つけるのがうまいな~と思った。その分感度が高いから小さな不幸せに出会うこともあるだろうけど、それでも、色んなことを"キュン"として捉えることができるので、他の人よりも幸せの総量で結果プラスになりそうだ。
以前同著者の作品を読んでいる際にも見つけたが、彼女は文章の中に時折音楽の話題を出す。本書には斉藤和義の「ずっと好きだった」が出てきた。名前を知っているだけだったのでYouTubeのMVを見てみたら、ビートルズパロをした男性の歌手がラブソングを歌っていた。めっちゃいい曲だった。好きな作家が紹介する曲ってなんですぐに好きになれるんだろう?不思議だ。
水とパンを買います