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ギターを弾いてアニメをみて

今年も残すところあと二ヶ月だ。そして僕は来年からアラサーだ。秋はいたずらに感傷的になるし冬は寒くて憂鬱だ。だけど歳を重ねるとそんなこともなんだかどうでもよく思える。今はただ固まっていくルーティーンワークをこなすだけの単調な日々が続いている。平日は昼からのバイトまでギターを弾いたりアニメを観たり。そして、時々夢をかなえるための活動をしている。休日もそれが午後まで延長されるだけ。
僕は雑談が苦手だし他人とコミュニケーションをとるのが嫌いだ。それをするとひどく疲れるし心が砕けて永遠と交わした会話の反芻過多で体中が猛毒に冒されているような感覚に陥る。だけど人と会話をしないと弊害もある。それが思考の言語化能力の著しい低下だ。こういう風に文字に起こすときにはそれほど気にならないが、会話をする段になると思っていることが全く言葉にできない。脳が一瞬で処理落ちして動かなくなって頭の中が真っ青になってしまう。おそらく文章を書くことと音として言葉を発する能力は使っている脳の処理装置が違うのだと思う。専門家ではないので分からないがはっきりとそれを感じる。もちろん文章をパソコンで書く能力も十代の頃と比べるとかなり衰えた。伝えたいことは散漫だし構成もめちゃくちゃだし、文章の体をなしていない。だけどいまは文面を整えることよりも自分が思っていることをそのままの形で残しておきたい。そしていつの日かまともに人と話せる(今は会話ができる人間が周りに存在しない)ときが来たら言葉をたくさんかわしてリハビリして最高の文章を書きたい。
今日はSonny Boyというアニメをみた。とても面白かった。赤ん坊が初めてアンパンマンをみたときのような新鮮さを味わいながら12話一気に駆け抜けた。とりあえずもう一周してみるつもりだ。書くこともなくなったので寝る。

水とパンを買います