MINISFORUM MiniWorkStation MS-01がマニアック過ぎて面白い!
MINISFORUM はミニPCを中心としたラインナップを持つPCメーカーで、実は私も「NUCXI7」というノートPCの筐体をそのまま縦置きにしたようなデスクトップPCをゲームPCとして愛用していて満足しているのですが、コンパクトな筐体に高性能なスペックを詰め込むことが得意なメーカーです。(NUCXI7の静穏性はNvidia 3070 (Mobile) の性能からすると驚愕です。)
さてそんな特異的なPCを世に出す MINISFORUM から、マニアを唸らせるHW筐体が出ました!なんと小さな筐体に10Gbps対応の SFP+ ポートx2を搭載したPCです。
タワー型のデスクトップPCであれば、PCIスロットにNICを挿せば SFP+ ポートを足せるのでしょうが、この小さい筐体にオンボードで SFP+ のポートを持ってくるところあたり、他に類を見ないマニアック設計です。
どうやら SFP+port 自体は空きポートで、挿すべき SFP+モジュールが付属してこないようなので、「これ別で買うと高いのでは?」っと疑問に思ったのですが、Amazonで検索してみると数千円台の格安な SFP+モジュールが数多くヒットしましたので、今はSFP+モジュールも安く買える時代なんですね。 この価格帯であれば個人のPCマニアにとって十分購入できるレンジだと思います。
さて、MiniWorkStation MS-01はその名の通りPC用途ではなくWorkStation向けの筐体のようです。この小さな筐体にSFP+ポートとインテル第13世代 Core i9 プロセッサーが搭載されていることから色々な用途で使用できそうです。
・パケットキャプチャ装置として
・トラフィックジェネレーター装置として
・FireWall装置/ UTM装置として
Windows11を入れて Wireshark を入れて動かせば光ポートにも対応した強力なパケットキャプチャ装置の出来上がり!SSDも M.2 NVME SSD x3に 2TB が挿せるようなので 6TBの容量でパケットキャプチャ装置として良い感じです。(ほんとマニアックな用途ですが☺)
また家庭向けのトラフィック量ぐらいであれば、これをネットワークの入り口に置いてUTM装置として活用できそうです。(どんなソフトで実現できるかは詳しくなくて具体的なものを挙げられないのですが、HWスペック的には過不足ないかと・・)NWアプライアンス的な使い方にもなると思うのでVMware vSphere Hypervisor を入れて仮想化できるかも気になるところですねぇ~、これはHW関連が ESX に対応しているかどうかちょっと不明です。
1スロットではあるもの、PCIスロットも用意されているようなので、小型のGPUチップを搭載したカードを挿せば、EdgeのAI処理装置としても活用できそうです。
そんな夢のHW筐体が10万切る価格で登場するとは・・・
なんだかワクワクしますね!😁
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