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雷の神殿の大きさを測って、ピラミッドと比べてみた
ゲルド砂漠に出現する雷の神殿は、まるで階段ピラミッドのようです。果たしてエジプトのピラミッドと比べて、大きいのか気になりました。そこで、雷の神殿の大きさを測って、比べてみました。
雷の神殿の計測方法
リンクを神殿の角と中心に立たせ、座標を記録します。なお、以前の投稿で、座標の単位はメートルであることが確認できています。
![](https://assets.st-note.com/img/1723107437752-LU5YhK1Gao.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723108419444-xGWE37ktfB.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723108478584-ppO7VZt4fZ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723108486960-0H5hnEeZrl.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723108501401-R338iVoaLc.png?width=1200)
-4518, -3366, 0029(上端)
-4518, -3860, 0025(下端)
-4757 -3611, 0035(左端)
-4269, -3611, 0026(右端)
-4518, -3611, 0176(中心)
上端と下端は1つ目の座標が同じ、左端と右端は2つ目の座標が同じなので、ひし形であることが確認できます。ただ、周辺の砂で、3つ目の座標(高度)がまちまち。そこで、神殿表面の傾斜が45°であることを確かめます。45°であれば、高度を1m下げると、端も中心から1m遠ざかる考えが使えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1723109208730-Y6qkPtBDe8.jpg?width=1200)
神殿表面の傾斜と同じように見える。
45°のようなので、高度が一番低い下端に合わせて他の座標を補正します。
-4518, -3362, 0025(上端)
-4518, -3860, 0025(下端)
-4767, -3611, 0025(左端)
-4268, -3611, 0025(右端)
すると、南北の差が498、東西の差が499。座標の小数が不明で誤差が出るのとキリが良いのとで、底面の対角線が500mの正四角錐と考えます。つまり、底面の一辺の長さは$${\frac{500}{\sqrt{2}} ≒ 353.55m}$$となります。
高さは、中心より高い部分がありますが、今回は中心の高度と下端の高度の差で求めます。176-25=151mとなります。
もっと大きい?
一応大きさは判明しましたが、下端と左端の高度の差が10あるように、砂に隠れている基礎がまだある可能性も否定できないので、「〇〇以上」とつけることにします。
というわけで、雷の神殿は1辺が353.55m以上、高さが151m以上の建造物であることが分かりました。
階段ピラミッドと比較してみる
さて、Wikipediaの情報を元に、ジェセル王のピラミッドと比較してみます。(この記事の執筆時点では、Wikipediaの言語により東西の長さが異なるのですが、日本語版を引用します)
高さ62メートルであり、東西125メートル、南北109メートルの長方形の底面を持っている。
雷の神殿は大きすぎました。
世界最大のピラミッドとも比較してみる
世界最大のピラミッドである、ギザの大ピラミッドとも比較してみます。
高さ 146.6 m
基礎 230.34 m
雷の神殿の大きさは、世界最大のピラミッドよりも大きいものでした。
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