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雷の神殿の大きさを測って、ピラミッドと比べてみた

ゲルド砂漠に出現する雷の神殿は、まるで階段ピラミッドのようです。果たしてエジプトのピラミッドと比べて、大きいのか気になりました。そこで、雷の神殿の大きさを測って、比べてみました。

雷の神殿の計測方法

リンクを神殿の角と中心に立たせ、座標を記録します。なお、以前の投稿で、座標の単位はメートルであることが確認できています。

上端
下端
左端
右端
中心
  • -4518, -3366, 0029(上端)

  • -4518, -3860, 0025(下端)

  • -4757 -3611, 0035(左端)

  • -4269, -3611, 0026(右端)

  • -4518, -3611, 0176(中心)

上端と下端は1つ目の座標が同じ、左端と右端は2つ目の座標が同じなので、ひし形であることが確認できます。ただ、周辺の砂で、3つ目の座標(高度)がまちまち。そこで、神殿表面の傾斜が45°であることを確かめます。45°であれば、高度を1m下げると、端も中心から1m遠ざかる考えが使えます。

杭に浮遊石を斜め45°でつけて、垂直に固定。
神殿表面の傾斜と同じように見える。

45°のようなので、高度が一番低い下端に合わせて他の座標を補正します。

  • -4518, -3362, 0025(上端)

  • -4518, -3860, 0025(下端)

  • -4767, -3611, 0025(左端)

  • -4268, -3611, 0025(右端)

すると、南北の差が498、東西の差が499。座標の小数が不明で誤差が出るのとキリが良いのとで、底面の対角線が500mの正四角錐と考えます。つまり、底面の一辺の長さは$${\frac{500}{\sqrt{2}} ≒ 353.55m}$$となります。

高さは、中心より高い部分がありますが、今回は中心の高度と下端の高度の差で求めます。176-25=151mとなります。

もっと大きい?

一応大きさは判明しましたが、下端と左端の高度の差が10あるように、砂に隠れている基礎がまだある可能性も否定できないので、「〇〇以上」とつけることにします。

というわけで、雷の神殿は1辺が353.55m以上高さが151m以上の建造物であることが分かりました。

階段ピラミッドと比較してみる

さて、Wikipediaの情報を元に、ジェセル王のピラミッドと比較してみます。(この記事の執筆時点では、Wikipediaの言語により東西の長さが異なるのですが、日本語版を引用します)

高さ62メートルであり、東西125メートル、南北109メートルの長方形の底面を持っている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%BB%E3%83%AB%E7%8E%8B%E3%81%AE%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89

雷の神殿は大きすぎました。

世界最大のピラミッドとも比較してみる

世界最大のピラミッドである、ギザの大ピラミッドとも比較してみます。

高さ 146.6 m
基礎 230.34 m

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%82%B6%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89

雷の神殿の大きさは、世界最大のピラミッドよりも大きいものでした。

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