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4月日記

四月。久しぶりに会った友達に「もりばのnoteを読んできた」と言われて、こっぱずかしいような嬉しいような気持ちになる。こうして口に出して伝えてくれる人が何人か居て、それだけで大袈裟じゃなく、あーまだ生きる理由があるなぁと思える。最近、生きる理由を考える機会があった。自分にとってそれは明日のサッカーの試合だったり、来週の友達との飲み会だったり、再来週のキャンプフェスだったりする。現時点で来年に生きていたいと思う予定は無いけれど、小さな生き甲斐を集めながら生活を続けていけたらと思う。全然病んでないです。相変わらず金も無いです。

今月は休みの日に遠方に出かける事もなく、殆どを家で過ごした。最寄り駅が同じ友達と近所を散策して、香水のセレクトショップとサングラスのアンティークショップに行った。こうして書くと都会リア充マンだが、その後公園で筋肉痛になるまでキャッチボールもしているのでどこまで行ってもシティボーイにはなれないし、いつまで経ってもショーバンをキャッチすることが出来ない。あと4月末はLUUPが60分無料だったから使い倒した。走行距離を足してみたら東京駅から横浜駅までの距離と同じくらいだった。

中旬に相方と自宅で合宿をした。小説を書きながら、今後出す作品の話をしながら、お互いの近況などを報告しながら。相方が本能と性欲が溢れ出る弱者男性の話を書いていて、それについて二人で長いこと話をした。24時間以上一緒に居ながらそれぞれ別のことに没頭する時間もあって、穏やかで理想的な休日だったな…とその後の平日に引き摺るくらいには良い時間を過ごせた。26歳の内には作品を完成させたいので、お互いに頑張ってこうな……。

四月末になって大分暑くなったので衣替えをしたら半袖の服が想像の倍くらい出てきて驚く。結構な頻度で服を捨てているのだけれど絶対に捨てられない服が多くて困っている。二年くらい着てない服は服自体の存在価値を失っているように思うけど、写真とか手紙とかと同じく、或いはそれ以上に思い出の媒体としての存在感が強い。人生で初めて買った古着とか、五年前に行ったフェスのTシャツとか絶対捨てられない。つべこべ言わずに実家に置いておくべきかもしれない。

最近ラランドにハマった親友が、土曜の15時に家に来た時に「冗談冗談…」と言いながら缶ビールを持ってたのが最高だった。なるべく多くこういう瞬間が訪れてほしい。

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