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自分のことしか考えられないし、自分が良ければ何だって良い

12月29日から1月3日まで。年末年始の記録

【12月29日】

朝5時に起きてアーセナル対ウエストハムの試合を観る。0-2で負ける。前日の夜に実家から車を借り、家の近所に停めていた。8時半にJRの最寄り駅まで来ていた友人を拾い、もう一人の友人の家へと向かう。起きたばかりの彼を30分以上待つ。最寄りのすき屋で朝飯を食べ、伊豆へ向かう。

毎年恒例となっている年末旅行。一昨年は仙台へ行き、去年は新潟へ行った。今年は伊豆。渋滞と道を間違えたせいで1時間近くの遅れ。熱海にて寿司を食い、身内ノリ全開の写真を撮る。そこから南下し、東伊豆のホテルへ。部屋から相模湾が一望できて、煙草も吸える良い部屋。夜は電車で伊豆高原まで移動し、焼肉を食べる。レバーとハラミが異常に美味かった。ママに絆されて肉と酒を頼みまくったらお会計が三人で24,000円だった。電車で帰り、コンビニでおつまみを買う。ホテルの大浴場で風呂とサウナに入り、1時間くらいゆっくりする。部屋でカルピスソーダを飲みながら、呪術廻戦の最終話を観る。その後は少しのお酒と煙草を焼べながら、仕事や同棲や結婚などの人生の話。26歳である。1時過ぎに寝る。


【12月30日】

日の出を見るために6:30起床。ベランダの塀に携帯を置いて朝日を撮る。今思えば下に落ちなくてよかった。7:30までオレンジの海を眺める。二度寝。9時過ぎに起きる。慌てて朝風呂に行く。部屋に戻り、Oasisを流しながら出発の準備。

チェックアウトをし、とりあえず下田へ向かう。下田海鮮やまやにて刺身&フライセット定食を食べる。白米が美味い。魚卵アレルギーの友人が海鮮丼に乗ったとびっこをくれたが、「これくらいならイケる」と少しばかり残ったそれを食べていた。暫くして「若干の喉の締まりを感じる」と苦しそうにする。結局何にも起きなかったから良かったものの、最初から不要と申し付けるべきだと思った。

恵比須島と竜宮窟に行く。下田駅近くのベリーロードへ行き、抹茶ラテとパウンドケーキを食べる。道の駅でお土産を買い、東京へと戻る。道中、渋滞と一般道の兼ね合いからどの帰り道を選択すべきか混乱する。一番良さげなルートを選んだのも束の間、トイレに行きたくなる。しかし30分以上PAがなく、膀胱に鞭を打ちながら高速に乗る羽目になる。シートを濡らすことなく足柄SAに着き、無事に用を足す。SAで夜飯を食べ、再び上り。後部座席で寝て起きたら渋滞にハマっていた。去年事故りそうになった首都高の合流に歓喜しながら、22時前に最寄り駅に着く。友人を駅に降ろし、もう一人の友人を友人宅まで送る。そのまま車で実家へと帰った。


【12月31日】

10時過ぎに起きる。3年前からメルカリに出していた無印のトレーナーが売れたので配送をする。親に車で駅まで送ってもらい、電車で家に帰る。

家で掃除とふるさと納税と12月日記を書く。19時に家を出て大学の友人たちと合流。友達の家で年越し。最寄り駅でハンバーガーを食べ、近所の風呂に入り、セブンで年越し蕎麦を、まいばすでお酒とお菓子を買った。「最強どん兵衛はセブンにしか売ってないから」とセブンで買ったのだが、ますばすにアホみたいに積まれていた。友人宅でFIFA、スマブラ、桃鉄をやる。FIFAをしている最中に年を越していた。感慨も感動も無い、今までで一番特別感の無い年越しだった。朝の6時過ぎまでゲームをやり続けた。友人宅から30分歩いて帰宅。元旦の街中をきのこ帝国を聴きながら歩いた。帰宅して直ぐに寝た。


【1月1日】

13時過ぎに起きる。今日もまた実家に帰る。腹が減っていた気がするが家に何もなかったのでハイボールを飲みながらフラムとアーセナルの試合を観る。2-1で負け。ダラダラと寝て過ごす。16時過ぎに揺れを感じる。築年数が古い家に住んでいるのでトラックが通る度に揺れるからその類かと思ったが揺れが長い。食器を抑えながらこれが初期微動だったらと考える。テレビをつけると石川県での大地震。色んなことを考えながらベッドへと戻る。17時くらいに起きる。親と妹が近所のショッピングモールに来ていたらしいので家まで迎えに来てもらう。車で実家に戻る。おせち料理を食べながら地震のニュースを見る。


【1月2日】

実家にて、13時半に起きる。昼飯を食べ、母親のPCの調子を見ながら高校サッカーを観る。どちらにも飽きたのでスマブラをする。17時頃に風呂に入り、家を出る。この日は中学の部活の友人たちと。地元の駅で集合し、居酒屋に入る。久しぶり過ぎて何を話したら良いか分からない。

誰に、何を、どこまで言っても良いかの判断が難しい。大きく恋愛と仕事の話くらいしかする事が無いと思うが、それの進捗が無い人が居た場合、もしくはそれに全く興味が無い人がいた場合、何か別の事情を抱えていてそこに尽力していない場合はどうすれば良いのか。考えられる想定が多すぎて何も話せなくなる。こういう時にカラっと何でも聞いてくれる友人がいると場が回るから有難い。一番最悪なのは地雷を踏むことよりも場が沈黙することだと思う。

旧友のうち二人が結婚、二人が同棲をしていて驚く。しかし今年で27歳になるのだから、それもそうかと思い直す。実直に一人暮らしをしているのが自分しかいなくて、平凡な人間だと思っていたが案外頑張れているのだと現在位置に安堵してしまう。なんて自分本位な人間なのだろう。

二次会の途中でチラホラ帰る人が居て、最終的には四人でカラオケに。中学生の時に流行っていた曲を歌ったら元カノに「歌上手くなった?」と言われて気分が良くなる。こんな事で一喜一憂する自分にはやっぱりback numberの血が流れていると思う。残った友人は自分以外女だったのだが、室内を外から覗く人や勝手にドアを開ける人が何人か居て驚いた。深夜のカラオケってこういう場面で治安が悪いのか。加えて一緒に居た級友たちも煽るような声で輩を追い出そうとするのでハラハラした。HSP過ぎるか?

朝の5時までカラオケで話していた。4時くらいからの記憶が無い。使った金を計算したら8,500円だった。


【1月3日】

実家で11時に起きる。中学の別の友人二人と初詣に行く。神保町に12:30に着く。カレーを食べて、東京大神宮へ行く。行くが、人が多すぎて断念。行列が嫌いな性分は多分一生治らないと思う。

飯田橋から門前仲町まで移動し、富岡八幡宮。20分程ならんで参拝。去年の「小説を書けますように」という願いが叶ったのでその御礼と、転職と転居に関するお願いをする。おみくじは末吉だった。結んで、夜から仕事の友人が居たのでここで解散。彼は年末年始を殆ど恋人と過ごしていた。別の彼は10年付き合った恋人と同棲を始めるらしい。景色が変わっていく。人生は進んでいく。二人が穏やかに過ごせることを祈る。



少し前からTwitterを見るのを辞めている。異なる正義同士が酷い言葉と決めつけの態度でぶつかり合っている様に気分が病む。どうして自分のことだけ考えて生きることが出来ないのか。

有事なのに商品のPRをしている芸能人を否定する人。正月だけど心配と同情で何も手に付かないという人。そんな人を否定する人。間接的に寄付を促す人。地震速報を観てから、心配で心が暗くなる自分がいた。その自分も数日たてば元通りの生活を送っている。どんなことがあっても結局自分のことしか考えられないし、自分が良ければ何だって良い。

一夜で無くなった8,500円が頭をよぎり、寄付をすれば良かったという気持ちよりも先に好きなブランドの福袋を買えばよかったと思う。そんな自分にも嫌気がさしたので無理のない金額で寄付をした。しばらく家に居るつもりだ。

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