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この教育の潮流に、むしろ前のめりに加担すべき

先日、中央教育審議会初等中等教育分科会では、「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~すべての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(中間まとめ)」が取りまとめられ、公開されています。

その中で、(4)STEAM 教育等の教科等横断的な学習の推進による資質・能力の育成(p.44)でSTEAM教育についてまとめてあります。

"STEAMのA(Arts)の範囲を芸術,文化のみならず,生活,経済,法律,政治,倫理等を含めた広い範囲で定義し,推進することが重要である。"
を、どう捉えるか。

アートのAじゃないなんて困る!

なのか

人間全般に係る部分を含んでいて、学校の教科的に言えば結局は芸術教科(A)が中心になって担っていくべきなんじゃね!

なのか

個人的には教育現場から芸術教科に期待されていると、捉えたいところです。

芸術教科の教員は、決して自分の教科の枠に閉じこもらず(もちろん自分の教科の役割は十分に果たした上で、ですが)、この教育の潮流に、むしろ前のめりに加担すべきだと思います。

世界的に見ても、学校教育の中で「芸術」が機能している状態というのは、ある意味で成熟した「あるべき姿」なのだと思うし、むしろ「今」積極的に求められているのだと思います。

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