内弁慶以前に、雑魚




今年度に入ってから僕が打ち込み始めたもの、パッと思いつくのは間違いなくクラブハウス。




就職活動ではなく、クラブハウスです。

すいません。




久しぶりに会った人に近況を聞かれた時には必ずクラブハウスに触れる。




喋り終わった後の大方の反応は、「クラブハウスってまだやってる人いるの?w」




そりゃそうだ。そりゃそうすぎる。
そりゃそうすぎるけど、クラブハウスが生活に根付きすぎてちょっと腹立つ。




毎回腹立った瞬間に、「うわ、やばいやばいやばい」と思ってスッと気持ちを落ち着かせる。




我ながらキモい。キモすぎる。まあでもいいか。




先日、またクラブハウスを開いてみると野尻がホストのトークルームが出来ていて、いつもの感じでオーディエンスとしてふと入った。




野尻は、僕が現役の時にはほぼ喋ったことがなく完全に「名前は知ってる他大の人」だったが、クラブハウスのおかげで仲良くなり、たまに遊ぶ仲になった。




そのままトークルームに入っていると、宮本さんは内弁慶すぎるという話になり、黙って聴いてるわけにもいかないのでスピーカーとして入った。






そしたら、






1時間くらい(体感)、ダメ出しされた。
本当は10分くらいだったかもしれない。だけど全然1時間くらいに感じた。1時間半だったかも。




同い年とはいえ後輩に延々とダメ出しをされた。
流石東大生、めちゃくちゃ明瞭に伝えてくれた。とても分かりやすかった。




地獄。
途中から、聞いた言葉を脳に伝達させないように耳の機能をシャットダウンした。



これが一対一ならまだしも、知り合いにガンガンに聴かれている。



一個下で何回も喋ったことがあるえりかちゃんでさえ嫌すぎるのに、三個下でほぼ喋ったことのない樽谷はどう思ってるんだろう。




樽谷と同じ立場なら、「こうならないようにもっと面白くなろう。あと、留年もしないように勉学も頑張ろう。」という教訓として聴く。




面白い後輩に聴かれるのが1番キツい。





ダメ出しが終わったくらいで震える手で退出ボタンを押し、流石に凹んでクラブハウスも消した。




それもこれも、自分が内弁慶すぎるのが良くない。これからはいかなる状況でも憮然とした態度で対応しよう。



今までの内弁慶行動の数々を反省しつつ、「野尻め、あんなに言うことがあるか。ていうか、2人で遊んでる時でいいだろ。何人も聴いてる前で。クソが。」と恨みながら眠りについた。




次の日、野尻と普通に会って、野尻の家近くのメキシコ料理店でご飯を食べた後スーパー銭湯に行き、夜は野尻の家に泊めさせてもらい、次の日一緒に昼食を食べて帰った。




サイコーだった。
許すしまたクラブハウス聴こ〜〜、と思った。


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