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フライングバースデー

昨日(4/22)、
水泳YouTuberの
水中家庭教師のるいコーチから
こんなメッセージが…

ネタにさせて頂きました。
るいコーチのLINEスタンプ、可愛い✨

登録者3万人超えの
るいコーチのYouTubeはこちら。


さて、
今回はそんな「フライング」について、
私が個人的に思うことを
記載させて頂く。


①フライングの経験

フライングは、
フォルススタートとも呼ばれ、
長年水泳をやっている人ならば、
もしかしたら一度は経験しているかも知れない。

リレーの引き継ぎでの
フライングのアナウンスは
大会に行くと必ず一度は耳にする。

「只今〜、
第○コースを泳ぎました〜、
チーム○○は、
第△泳者から
第☆泳者への引き継ぎに
違反がありましたので
失格となります。

以上。」

私も実際に、
国体のリレーで失格をしてしまい、
プールサイドでこの放送を聞き
顔面蒼白になった経験がある。


その時は、
チームの待つスタンドに戻れず、
ダウンプールから
なかなか上がれなかった…


②フライングは1回はOKだった。

私が中学生ぐらいの頃までは、
個人種目のレースでのフライングは
その組で2回目から失格。
(2回目が1回目のフライングの場合でも失格)

1回目にフライング者がいるときは
ピストル音が2回連続鳴り、
全員が一度退水することになる。

それでも
その2回連続のピストル音に気付かず、
泳いでしまう泳者がいるため、
15m付近にフライングロープが設置されていた。

フライングが発生すると、
このロープを緩めて、
水面にたらすことで
ピストル音に気づかなかった
泳者がそのロープに絡まり
フライングがあったことに気付くシステムだ。

しかし、
このシステムには盲点もあった。

それは
「あれ?ピストルが2回鳴ったかも?」
と勘違いして
泳ぐのを辞めてしまうことだ。
(体力温存もしたいため)

これに関しては
私も小学生低学年のときに経験済みで、
フライングだと思って
泳ぐのを辞めたら、
プールサイドからコーチが血相変えて
「止まるな!!いけーーーー!!!」
と叫ばれて大慌てで泳いだ…
なんて話もある。

なので、
それ以降
「フライングだと思っても
フライングロープに
全力で絡まりにいけ!」
なんて言われたもの。

同じ組の中でフライングがあると、
集中力も大きく乱された。

そこでわざと
フライングをする輩もいたのも事実。

③現在はフライング一発で失格

そんなこんなで
現在は、フライングは一度してしまうと
失格になった。

フライング一回で失格なんて
厳しすぎる…

と、思われる方もいるかも知れない。

しかし、
「フライング2回目で失格」
と、いうルールにより
競技時間が伸びてしまったり、
再スタートにより、
フェアでなくなってしまったりしていた。


100mを50秒ちょいで泳ぐとして、
0.01秒の差は
わずか約2センチと言われる。

その2センチのために
フライングのリスクを負うのが
オリンピアの世界なのだが、
フライングをしてしまったら、
問答無用で「失格」となってしまい
「記録なし」になってしまう。

まぁ、
フライングをしてしまったレースは
私の「記憶」には
しっかり刻まれているが…(笑)

④マスターズのスタート

マスターズでは、
そんな数センチのために
「記録なし」にはなってほしくはない
と、私は考えている。

特に初陣に関しては、
スタートの電子音が鳴るまでは
しっかり止まり、
鳴ってから飛ぶ!
を焦らず行ってもらうようにしている。

そして、
リレーに関しては、
タッチを確認してから飛ぶ
を徹底している。

「泳ぎでカバー!」
を合言葉にしている。

⑤実際のルール

実際のルールとしては、
リレーの引き継ぎは
泳者のタッチと、
引き継ぎ者の足離れの差が
-0.03秒までならセーフになる。
(-0.04秒から失格)

…とは言っても、
-0.03秒で引き継ぐ選手などいない。

過去に一度だけ
リーダーの細田さんから
引き継ぎをした動画がこちら。

これが
ほぼジャストの引き継ぎで、
これ以上、
早く飛ぶのはリスクが高まるため
オススメしない。

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