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フライングバースデー
昨日(4/22)、
水泳YouTuberの
水中家庭教師のるいコーチから
こんなメッセージが…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103636720/picture_pc_d2e575838adc4df8293799c80aec9db4.png?width=1200)
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登録者3万人超えの
るいコーチのYouTubeはこちら。
さて、
今回はそんな「フライング」について、
私が個人的に思うことを
記載させて頂く。
①フライングの経験
フライングは、
フォルススタートとも呼ばれ、
長年水泳をやっている人ならば、
もしかしたら一度は経験しているかも知れない。
リレーの引き継ぎでの
フライングのアナウンスは
大会に行くと必ず一度は耳にする。
「只今〜、
第○コースを泳ぎました〜、
チーム○○は、
第△泳者から
第☆泳者への引き継ぎに
違反がありましたので
失格となります。
以上。」
私も実際に、
国体のリレーで失格をしてしまい、
プールサイドでこの放送を聞き
顔面蒼白になった経験がある。
その時は、
チームの待つスタンドに戻れず、
ダウンプールから
なかなか上がれなかった…
②フライングは1回はOKだった。
私が中学生ぐらいの頃までは、
個人種目のレースでのフライングは
その組で2回目から失格。
(2回目が1回目のフライングの場合でも失格)
1回目にフライング者がいるときは
ピストル音が2回連続鳴り、
全員が一度退水することになる。
それでも
その2回連続のピストル音に気付かず、
泳いでしまう泳者がいるため、
15m付近にフライングロープが設置されていた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103647507/picture_pc_17b5d02c9ca1c0b91d4eb21fab6fd1e7.png?width=1200)
フライングが発生すると、
このロープを緩めて、
水面にたらすことで
ピストル音に気づかなかった
泳者がそのロープに絡まり
フライングがあったことに気付くシステムだ。
しかし、
このシステムには盲点もあった。
それは
「あれ?ピストルが2回鳴ったかも?」
と勘違いして
泳ぐのを辞めてしまうことだ。
(体力温存もしたいため)
これに関しては
私も小学生低学年のときに経験済みで、
フライングだと思って
泳ぐのを辞めたら、
プールサイドからコーチが血相変えて
「止まるな!!いけーーーー!!!」
と叫ばれて大慌てで泳いだ…
なんて話もある。
なので、
それ以降
「フライングだと思っても
フライングロープに
全力で絡まりにいけ!」
なんて言われたもの。
同じ組の中でフライングがあると、
集中力も大きく乱された。
そこでわざと
フライングをする輩もいたのも事実。
③現在はフライング一発で失格
そんなこんなで
現在は、フライングは一度してしまうと
失格になった。
フライング一回で失格なんて
厳しすぎる…
と、思われる方もいるかも知れない。
しかし、
「フライング2回目で失格」
と、いうルールにより
競技時間が伸びてしまったり、
再スタートにより、
フェアでなくなってしまったりしていた。
100mを50秒ちょいで泳ぐとして、
0.01秒の差は
わずか約2センチと言われる。
その2センチのために
フライングのリスクを負うのが
オリンピアの世界なのだが、
フライングをしてしまったら、
問答無用で「失格」となってしまい
「記録なし」になってしまう。
まぁ、
フライングをしてしまったレースは
私の「記憶」には
しっかり刻まれているが…(笑)
④マスターズのスタート
マスターズでは、
そんな数センチのために
「記録なし」にはなってほしくはない
と、私は考えている。
特に初陣に関しては、
スタートの電子音が鳴るまでは
しっかり止まり、
鳴ってから飛ぶ!
を焦らず行ってもらうようにしている。
そして、
リレーに関しては、
タッチを確認してから飛ぶ
を徹底している。
「泳ぎでカバー!」
を合言葉にしている。
⑤実際のルール
実際のルールとしては、
リレーの引き継ぎは
泳者のタッチと、
引き継ぎ者の足離れの差が
-0.03秒までならセーフになる。
(-0.04秒から失格)
…とは言っても、
-0.03秒で引き継ぐ選手などいない。
過去に一度だけ
リーダーの細田さんから
引き継ぎをした動画がこちら。
これが
ほぼジャストの引き継ぎで、
これ以上、
早く飛ぶのはリスクが高まるため
オススメしない。
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