絵の迫力感ーー『私という猫 終の道』を読んで
イシデ電著 幻冬舎コミックス 2019年出版
職場の近くに猫に関する本を集めた本屋さんがあって、仕事帰りに寄って、購入したマンガ。ここの本屋さんは、猫にまつわる本があらゆるジャンルに分け隔てなく揃っている。例えば、こないだ私が読んだ坂口恭平の『土になる』という本も置いてあって、タイトルだけでは猫が出てくるって分からないような本でも、写真集から小説までいっぱい置いてあった。
その中でも、この『私という猫』というコミックは表紙の猫の絵がひときわインパクトを放っており、す