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Interview : 山崎まさよし

25周年だそうである。キリのいい数字を聞いて、いつも思い出す場面がある。

まもなくデビューを控えた山崎くんのライブに行かせてもらったときのこと。強烈な印象として残っているのは、初めて聴いた「One more time, One more chance」と、終演後の彼の様子である。

ライブハウスのエントランスにいる私たち数名の関係者のところに、スタッフと一緒に挨拶に現れた山崎くん。フレンドリーに握手を求めてくる。と同時に、その傍らを通っていくファンの人たちにも自分から手を伸ばす。え、全員に握手するの? と思ったら、「誰が関係者で誰がお客さんかわからない」と困った顔をしていた。その佇まいは素朴そのもの。単におぼつかないというものではなく、人への分け隔てがないんだなと思った。

あれから25年。もう素朴というのとは違うけれど、芯にあるものはあまり変わってないような気がする。その芯とは、彼の音楽を聴けばわかる。

新作のジャケットは、デビュー曲のジャケットと同じ場所で同じポーズをして写っている。そこに収められた曲たちが物語るものとは。

2020年、世界は変わってしまった。私たちの日常はまだまだ戻ってきそうもない。不安や重たい気持ちに押しつぶされそうになる。そこで山崎まさよしは何を思い、何を歌うのか。

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【インタビュー】山崎まさよし/LEGO BIG MORL【連載】KAN、日髙のり子、LEGOBIGMORLタナカヒロキ、椎名琴音、COWCOW善し、ジャルジャル©️KYOKOMORITA2020

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