マガジンのカバー画像

森見登美彦氏とわたし

16
森見登美彦氏との出会いによって、大きく人生が変わったと思っているわたしが、森見登美彦氏について語るエッセイ
運営しているクリエイター

#能登鹿島駅

森見登美彦氏とわたし【聖地に住む編】恋文の技術の巻

今年の暦が、「恋文の技術」と同じってこと、お気づきですか? 劇中と同じで、11月11日が土曜日です。 いいですか、14時に大文字の火床。 または、13時に銀閣寺です。 さて、いつものように、森見的聖地に引っ越したことをテーマとしたエッセイ。 私は学生時代には東京に住みつつ、京都に住む年上のパートナーと遠距離恋愛をしていた。 社会人になってから、遠距離恋愛の雲行きが怪しくなった。 遠距離恋愛とはとても難しいものなのだ。 音を上げたのは私の方で、パートナー宅へ転がり込むように