森見登美彦氏とわたし【聖地に住む編】夜は短し歩けよ乙女の巻
東京と京都の遠距離恋愛に耐えかねたわたしが京都へ移住した話。
学生時代から交際していた歳上のパートナーは、吉田山の麓にある某国立大学に在籍していた。
そんなパートナーに誘われて訪れた学園祭。
ステージでもないところで開催されるロックバンドのライブ演奏を眺め、
学生寮に暮らすというクジャクに小銭を払って餌をやり、
アーチェリー部のブースでは知らなかった自分の才能に気づき、
落語研究会が主催する大喜利大会に飛び入りで参加し、
ゲリラ的に開催される路上漫才に腹を抱え、
像の尻を