【アスガルドは場所ではなく民】映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」でアスガルド滅亡の危機!(ラグナロク)、スルトの王冠が永久なる炎と一体となる時、スルトが復活し、アスガルドを破滅に導く...
#映画 #マイティ・ソー #クリス・ヘムズワース #トム・ヒドルストン
1.映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」でアスガルド滅亡の危機!(ラグナロク)、スルトの王冠が永久なる炎と一体となる時、スルトが復活し、アスガルドを破滅に導く...
映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」は、2017年のマイティ・ソー・シリーズ第3作目です。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)としては第17作目。
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今回の重要キーワードは「滅亡」です。
すなわちアスガルドの滅亡「ラグナロク」のことを指します。
この映画の原題はもともと「マイティ・ソー / ラグナロク」だったのですが、権利関係で使えず、バトルロイヤルに変更されました。
スルトの王冠が永久なる炎と一体となる時、スルトが復活し、アスガルドを破滅に導く...
50万年前に、とうの昔に消えたと思っていた脅威がまた復活する...
この映画の冒頭では、ソーは最近アスガルドが滅亡する悪夢をよく見ると告白します。
その不吉な予感は、遂に現実のものとなってしまうのです。
更に「アスガルドは場所ではなく民だ。」の言葉も重要なキーワードです。
この気づきが、ヘラの圧倒的な強さからアスガルドを救う大きな力になります。
そしてラストシーンで遂に行われるソーとロキの和解と融合...
そこで終われば、この映画はまさにハッピーエンドだったのですが、更なる波乱に物語は引っ掻き回されて、それは次の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の伏線になっていきます。
それでは映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」のあらすじから順にご紹介していきましょう。
2.映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」あらすじと結末(ラスト)
「分かってる。」
「なぜソーが檻の中にいる?」
「正しい答えを聞くためにわざと捕まった。」
「話せば長いが俺はヒーローだ。」
「地球にいた時はロボットと戦い、2度地球を救った。」
「そしてインフィニティ・ストーンを求めて、宇宙を探し回ったが見つからなかった。」
「だがその時偶然死と破壊の道を見つけ、ここへ来て檻の中ってわけだ。」
ソーはアスガルドの滅亡「ラグナロク」を招くとされる炎の巨人スルトに囚われています。
「スルト、貴様生きてたのか。」
「父上が50万年前に殺したと思ってた。」
「死ねるものか。」
「我が運命を全うしお前の国を滅ぼすまで。」
「ラグナロクだ。アスガルドの滅亡。」
「大いなる予言。」
「我が時が来た。」
「我が王冠が永久なる炎と一体となり、我が力は完全に復活する。」
「我が剣をアスガルドに突き刺す。」
ソーは鎖の戒めをほどき、スルトと戦い、見事勝利し、スルトの王冠を持ってアスガルドに帰ります。
しかしアスガルドに帰ると、オーディンはロキが化けており、当の本人の姿が見つかりません。
ドクター・ストレンジがオーディンを地球で保護していることがわかり、ソーとロキは父に会いにいきます。
ソーはオーディンにアスガルドに帰るよう促します。
しかしオーディンは首を縦に振りません。
「ラグナロクが訪れる。」
「いいえスルトは退治しました。」
「いいや。」
「すでに始まっている。」
「彼女を抑えてきたが、わしの時は尽きた。」
「もう止められん。」
「死の女神ヘラ。」
「最初の子供。」
「お前達の姉だ。」
「あまりにも暴力的な性格に、わしは手を焼き、彼女を投獄し閉じ込めた。」
「彼女はアスガルドから力を得る。」
「アスガルドに降り立てば、その力は無限になる。」
オーディンはそう言って姿を消します。
代わりに出てきたのが姉のヘラで、ソーのハンマー・ムジョルニアを破壊し、2人を追い詰めます。
ロキはビフレストを開き、アスガルドへ逃れようとしますが、追って来たヘラに攻撃されて、2人はビフレストの移動空間外へと吹き飛ばされてしまいます。
アスガルドへ到着したヘラは、反逆する戦士達を始末し、「永久なる炎」の力で怪物フェンリス・ウルフや死んだ兵士を蘇らせて、全世界を支配すべく行動を開始します。
ソーは辺境の惑星サカールへ流れつき、スクラッパー142と名乗る女賞金稼ぎに捕らえられ、サカールの統治者グランドマスターにグラディエーターとして売られてしまいます。
バトルロイヤルのチャンピオンとしてソーの前に現れたのは、行方不明になっていたハルクで2人は五分五分の戦いをして引き分けます。
ソーはヘイムダルに呼びかけ、自分の意識をアスガルドへと飛ばします。
ヘイムダルは民をビフレストで民と共にアスガルドを脱出する旨をソーに語り、ワームホールを抜けてサカールから戻るようにと助言します。
そしてスクラッパー142が、実はアスガルドの伝説の精鋭部隊ヴァルキリーの一員であったことがわかり、ソーはヘラがアスガルドを侵略していることを教え、協力を求めますが、彼女は王家への不信感を募らせており1度は拒否します。
しかしその後、ヴァルキリーは前言を撤回し、
「自分の過去を忘れようと生きてきた。」
「サカールで飲んだくれて死のうと。」
「でも目を背けることはもうできない。」
「あの女をぶっ殺して死ぬ。」
と言ってソーに協力することにします。
その頃アスガルドでは、民をビフレストで避難させようとするヘイムダルらの元にヘラの軍勢が迫っていました。
アスガルドに戻ったソー達はヘラの軍勢と戦います。
そして、宇宙船に乗ったロキがサカールの囚人たちを引き連れて現れ、逃げ惑う民を船へと誘導します。
ソーはヘラと一騎打ちで戦いますが、やられて右目を失います。
「お前に勝ち目はない。」
「私は女王でも怪物でもない。」
「私は死の女神。」
その時、ソーの瞳には亡き父オーディンの幻が見えました。
「ハンマーがなければ勝てません。」
「ソー、お前はハンマーの神か?」
「あのハンマーはお前の力を制御するもの。」
「力の源ではない。」
「アスガルドは場所ではない。」
「ここもなり得る。」
「民さえいれば。」
「今こうしてる間も、お前の助けを待っている。」
ソーは逃げ惑う民のところまで飛び、 ムジョルニアなしで敵を次々に倒していきます。
「アスガルドは場所ではなく民だ。」
「スルトの王冠を!」
ロキはスルトの王冠を永久なる炎に焚べます。
「アスガルドはくれてやる。」
ラグナロクが起こり、復活したスルトは、ヘラもろともアスガルドを滅ぼしてしまいます。
「基礎が残ってるから、また作り直せる。」
「楽園になる。」
「エイリアンや人々たちの。」
「アスガルドは場所じゃない。」
「民だ。」
ロキは眼帯をしたソーに声をかけます。
「似合ってる。」
「お前は悪いやつじゃないかも。」
「かもね。」
「いたらハグしてる。」
ソーはそう言ってロキにものを投げます。
ロキはそれを受け取って、
「いるよ。」
と答えます。
そしてソーは王座につきます。
「アスガルドの王よ。」
「行き先は?」
「地球へ向かう。」
ソーは微笑みと希望に満ちた表情でそう答えます。
いかにもハッピーエンドです。
以上が映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」のあらすじだったのですが...
しかしそのすぐ後...
3.映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」のその後は...
宇宙船に乗った彼らに更なる試練が待ち受けます。
彼らの眼前にサノスの大きな宇宙船が現れます。
この映画の次の物語である「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
の冒頭では、アスガルドの民を乗せた宇宙船をサノスが襲撃します。
そしてロキが隠し持っていたスペース・ストーンが奪われ、サノスは、ロキを殺し、宇宙船を破壊します。
ソーは宇宙を漂流しているところをアベンジャーズに助けられ...というストーリーなのですが、この映画のソーの自信に満ちた、満面の笑顔とは裏腹に、舞台は更なる苦境に呑み込まれていきます。
「マイティ・ソー」では、ラウフェイ。
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」では、マレキス。
そして今回の映画「マイティ・ソー / バトルロイヤル」では、ヘラと次々に強敵と戦ってきましたが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では究極の敵、無敵のサノスなので、なす術もありません。
そしてこれまで語り継がれてきたインフィニティ・ストーンの真の威力とその危険性が、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では明らかになります。
そして物語はどどうの終章「アベンジャーズ4/エンドゲーム」へなだれ込んでいきます。
ムジョルニアに代わって、「ストームブレイカー」と呼ばれる新たな神秘の斧で強敵を迎え撃つソーの勇姿に期待です。
Thor will return in the avengers : infinity war!
それでは今回の記事はこれで終わりです。
最後まで読んで頂いてどうもありがとうございました。
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