【古き友よ】映画「X-MEN」は、プロフェッサーXとマグニートーの2人の掛け合いこそが絶妙で、この映画を唯一無二の傑作足らしめている?!
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1.映画「X-MEN」は、プロフェッサーXとマグニートーの掛け合いこそが絶妙で、この映画を唯一無二の傑作足らしめている?!
映画「X-MEN」は2000年のX-MENシリーズ1作目です。
予告編はこちら。
X-Men (2000) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers
「X-Men」初期3部作はどれも傑作揃いですが、「X-Men」を傑作足らしめているのは、
・パトリック・スチュワート扮するチャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX
・イアン・マッケラン扮するエリック・マグナス・レーンシャー / マグニートー
この2人の掛け合いが絶妙で、これが物語の推進力となり、SFアクションファンタジーとしての「X-Men」を牽引しているからでしょう。
この2人の演技力と存在感がなければ、この映画はこれほどまでの成功を収めることはできなかったでしょう。
現在ではマーベル映画の人気どころは「アイアンマン」か「アベンジャーズ」で、「X-Men」の名前が真っ先に出てくることはまずありません。
しかし2000年のこの映画が成功したからこそ、その後のマーベル映画は偉大なる躍進へと足を踏み出したと言っても過言ではありません。
この映画が全く成功していなかったら、以後どうなっていたことか...
マーベルにとっては、まさに大事な試金石であったと言えましょう。
「X-Men」のSF映画としての魅力は秀逸で、初期3部作の後にも続編は作られましたが、そのクオリティは最初の3作には到底かないません。
今後マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流することにもなっていますが、もうその頃にはもともとあった「X-MEN」の世界観とはかなり違ったものに変貌しているはずです。
その意味からも、残された偉業とも言える初期3部作の存在は貴重です。
それでは映画「X-MEN」のあらすじから順にご説明していきましょう。
2.映画「X-MEN」のあらすじと結末(ラスト)
奇跡的な治癒能力を持つミュータントのウルヴァリンは、ある日同じミュータントの少女・ローグと出会い、彼女と行動を共にするようになります。
2人はトラックで雪山を走っている最中、大男のミュータントに襲われますが、サイクロップスとストームによって助けられ、「恵まれし子らの学園」と呼ばれる学校に運ばれて、ジーンの治療を受けます。
学校の創設者であるプロフェッサーXはウルヴァリンに記憶を取り戻す手助けをすると言い、その代わりにマグニートーの脅威から人類を守る仕事を依頼する。
マグニートーはかつてはプロフェッサーと親友でしたが、今はテロ集団「ブラザーフッド」を率いて、ミュータントのための世界を築こうとしていました。
マグニートーは「ミュータント登録法案」を推し進めていたケリー上院議員を自分の秘密基地へ拉致し、放射能を浴びせて、彼をミュータントへと変貌させてしまいます。
ケリーはマグニートーから逃げ出し、「恵まれし子らの学園」に匿われますが、そこで死亡します。
ウルヴァリン達はマグニートーの居場所を突き止めることに成功し、マグニートーの装置が設置された「自由の女神像」へと向かいます。
ウルヴァリンはマグニートーを倒し、マグニートーはプラスチックの監獄に閉じ込められます。
ミスティークはケリー上院議員に変身して、登録法案を取り下げ、「ミュータント登録法案」は廃案になります。
プロフェッサーは、ウルヴァリンの過去に深いつながりのあると思われるアルカリ湖にある軍事基地の場所を教え、ウルヴァリンはそこに向かいます。
ラストシーン、プロフェッサーは監獄のマグニートーと会い、そこでチェスをします。
マグニートーはプロフェッサーにこう尋ねます。
「馬鹿げた法案が成立するかも、という恐れを抱くことはないのか?」
「自分と生徒たちはどうなるのか?と」
プロフェッサーは
「あるよ。」
と答え、そして、
「いつでも相手になろう。」
「古き友よ。」
と自らの信念と戦う意志を宣言します。
そしてその戦いは、更に「X-MEN2」、「X-MEN: ファイナル ディシジョン」へと続いていくのです...
それでは最後に映画「X-MEN」の各キャラクターの紹介を簡単に記しておきましょう。
3.映画「X-MEN」のキャスト...チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)
テレパス能力の持ち主。
相手の心を読んだり、記憶を消すことができる。
「恵まれし子らの学園」というミュータントのための学校を経営している。
4.ローガン / ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)
超人的な治癒能力を持ち、全身の骨格は超合金のアダマンチウム製、両手から鉄の爪を出し武器とする。
過去の記憶を失くしているが、チャールズに記憶を取り戻させてやると言われ、それから彼らの仲間になる。
5.スコット・サマーズ / サイクロップス(ジェームズ・マースデン)
両目から破壊光線を放つことができ、普段はそれを制御するため、バイザーで目を覆っている。
6.ジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)
テレパシーやテレキネシスの持ち主。
サイクロップスの彼女。
7.オロロ・マンロー / ストーム(ハル・ベリー)
嵐や雷を起こすことができる。
8.マリー・ダンキャント / ローグ(アンナ・パキン)
触れた相手の生命力を奪う能力を持つ。
この能力が仇となり、愛する人の身体に触れることができず苦悶する。
9.ボビー・ドレイク / アイスマン(ショーン・アシュモア)
物体を凍らせる能力を持つ。
10.エリック・レーンシャー / マグニートー(イアン・マッケラン)
金属を自在に操る能力を持つ。
ミュータントのテロ集団「ブラザーフッド」を率いて人類と戦う。
11.レイヴン・ダークホルム / ミスティーク(レベッカ・ローミン=ステイモス)
「ブラザーフッド」の一員で、誰にでも変身できる能力を持つ。
12.ケリー上院議員(ブルース・デイヴィソン)
ミュータント登録法案を推し進める上院議員。
マグニートーによって放射線を浴びせられてミュータントとなってしまう。
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