2021年をしゅごキャラ!とともに

数日前からアニメ「しゅごキャラ!」を観始めました。
現在15話まで視聴しました。

伊藤かな恵さんの代表作で、ファンになってから観たいみたいと思いつつも、つい視聴せずにいました。
今年になって、何かのきっかけでdアニメストアに入会して、視聴できる作品を観ていたら、「しゅごキャラ!」を発見し、今に至ります。

なりたい自分


恥ずかしながら、「しゅごキャラ!」について知っていたことといえば、伊藤かな恵さんが主演をされていることくらいでした。
当然作品のテーマも知らずにいましたが、そこへいきなり、”こころのたまご”が出てきたときには驚きました。

昨年来、夢とか目標とか、そういう話に敏感になっていたので、このタイミングで観るべくして辿り着いたのかとさえ思いました。

なりたい自分の象徴としての”こころのたまご”
本当はこうなりたいけど勇気が出ない、自分なんてと思ってしまう。そんな弱気な心を主人公あむちゃんの真っすぐな言葉が吹き飛ばしていく。
主に少女向けの作品だけあって、お話がシンプルで、それゆえにそのメッセージがとてもストレートです。最初の数話で、見事に心をつかまれました。

少年少女や児童向けの作品にを触れるたびに、この手の作品は大人になって忘れがちな感覚を思い出させてくれると思っています。今まで感じてきたなかでも、「しゅごキャラ!」はそれが一番強いと思っていて、ひょっとするとこれまでの感覚は、すべてここに収束するのではないかという気もしています。

あたかも、「しゅごキャラ!」という1本の木が立っていて、そこから伸びる枝が、これまでに出会ってきた作品たちに繋がっているような。

なりたい自分になれる場所

”なりたい自分になれる場所! アイカツプラネット! 始まります!”

この1月から放送が開始している「アイカツプラネット」。
自分も大好きなアイカツ!シリーズの最新作で、これまでもアイドルたちが高みを目指したり、自分を表現したり、成長したりする姿を観てきました。

その番組のアバンで”なりたい自分”という語がピンポイントで出てきたことに、ちょっとした偶然を感じました。
また、その4話の中で、自分のイメージに苦しむ主人公ハナの姿がありました。
そんな主人公を導いたのは、現実世界とは裏腹なキャラクターでアイカツプラネットでアイカツをする先輩ビートでした。

ビートは現実世界では、才色兼備で文武両道の優等生、響子先輩として学校の生徒たちの尊敬を集めています。一方で、アイカツプラネット内では、それとはかけ離れたハメを外したようなキャラクターとしてアイカツを謳歌していました。

その姿をみたハナは、周りのイメージに振り回されず、自分の信じたキャラクターでアイカツをしていくことを学びました。

この話を観てよぎったのが、「しゅごキャラ!」のオープニング曲「こころのたまご」の一節でした。

なりたいようになればいいじゃん

「しゅごキャラ!」は今から10年以上前の作品ですが、今も昔も、誰しもが”なりたい自分”を探していて、その途中で迷っていて、そして自分の答えを見つけていくのだなと感じました。

終わりに(2021年をしゅごキャラ!とともに)

アイカツプラネットだけではなく、「しゅごキャラ!」を観ていると、今まで自分の心をつかんでいった楽曲たちが頭の中に浮かび、その記憶が次々と駆けていきます。

それは、「M@STERPEACE」(アイドルマスター)で夢を願ったあのアイドルであったり、自分の中のきらめきを信じる「魔進戦隊キラメイジャー」(魔進戦隊キラメイジャー)であったり、はたまたいくつもの可能性を放っていく「ドリームバルーン」(アイカツ!)であったり。

「しゅごキャラ!」は、自分が心を奪われたものたちを、ひとつなぎにしてくれるそんな作品だと感じています。

残りの話数をじっくり楽しみつつ、2021年はこの作品とともに生きていこうと思います。


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