ブンブンジャー9話

爆上戦隊ブンブンジャー9話「届け屋たちのハンドル」の感想です。相変わらず、夢の話に弱いと思ったし、ブンブンジャーを好きになる地盤がいよいよ固まってきたエピソードでした。

夢にほれる

ブンブンジャーは大也の夢のため?それに振り回されているの?という引きからの、第9話でした。

大也の夢は、ブンブンの夢。ブンブンの夢を届けるために、走り出した大也だったのですね。

その時に出てきた言葉が「その夢ホレた!」です。今回のエピソードは、この台詞が聞けただけで、かなり満足でした。
その後の、全員変身の熱いシーンもありましたが、まずは、これでしょう。

誰かの夢が自分の夢になる。自己犠牲で叶えてあげたいわけじゃなくて、大也が本心からホレたんだなと。そう思わせる度量の大きさを感じました。

夢にホレるっていいね。

自分のハンドル

今回でマッドレックスとの戦いに一旦(?)、決着がつきました。そこに至るまでの流れが、いかにも雨降って地固まるという感じがして、ここからしか得られない栄養を摂取しました。

そこでの、未来の言葉にも熱いものがありました。自分の意志でここにいると。大也の夢のために、ここに来た。未来たちもまた、夢に突き動かされたわけですね。
人の夢にホレ、自分の夢にもホレさせる大也の器量をここでも感じました。改めて、戦隊の真ん中にいる人は、格好いいですね。

終わりに

この人のためになら、一生をかけても良い。そういう存在が見えるお話でした。そして、この手の話に胸を熱くするのは、自分の願望の裏返しなのだと、改めて自覚しました。

夢、自分のハンドル。作品のキーワードに触れつつ、ブンブンジャー内の、大也に対するそれぞれの矢印がみえて、最っ高にバクアゲなエピソードでした。

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