他人の正義はたまにちょっぴり鬱陶しい〜自戒編〜

「おーい！ここだよー」

そういうと、家庭菜園の色とりどりのみずみずしいお野菜を詰めた段ボールを指差す。

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と、いうような
セリフから始まる文章がなんとなく
情景から入るような引き込むノウハウとして
小学校の時に流行っていた。
流行り廃りではないけど
簡単に言うとそれっぽかった。

小学校の時に提出した卵のお話も
（我が家は自然卵養鶏もしていたので）
内容は忘れちゃったけれど
「」から始まっていた気がする。

しかも賞を取っちゃったりしたもんだから
なんだか
それが正解だと思い込み
同じクラスの子に
先生になったつもりで
そのようにした方が良いと伝えた事があった。

けれど、今でこそ分かるけど、最初を変えたら構成を全て見直さなければならない。
ただ、そこまでは面倒なので無理矢理ネジ込み
継ぎはぎな文章になったにも関わらず
どうだと言わんばかりに私が納得した事を覚えてる。
尊重という事が身につくまでは
相手をコントロールしてしまいたい欲が
知ってか知らずか出てくる。

それは正義を振りかざしているだけで
真理ではない。

私の母も
小学校の頃に、友人のお父さん（職業:タクシードライバー）に

「あなたの仕事は環境破壊を招いていて動物達が、、、」

と、説教をしたらしく
最近それ唐突に思い出し
本当に恥ずかしい
と言っていた。

誰しも黒歴史があって今日があるんだけど

昨今はSNSという
大量のユーザーがいて素晴らしくもあり
依存もしてしまうツールがあるため

なかなかその黒歴史が拭えないご時世でもある。

かくいう私も
極左アカウントを持っていて
他者の受け取り方を考えない鋭角な言葉で
煽り、ひけらかし、偏り、決めつけるような

そういった
今思えばとても恥ずかしい過去で
出産を機にアカウントを削除した。
とても幼かった。

ある種のドーパミンはドクドクと出ていて

ふと、
「その言葉は誰のため？」
と、己に問うた時に
おおかた自分のためだと気がつく。
それでいて当事者意識が欠けてるくせに
被害者意識の塊ときたもんだ。
今思い出してるだけでも最悪だ。
そこに自分だけしか存在してないとき
その言葉はとても他者に伝わりにくい。

誰か（何か）に伝える時
その言葉の距離をクルッと自分に同じ距離向けなければならないと思っている。
攻撃性の強い言葉を振りかざすと
その分、私自身にも刃を向ける作業をしなければならない。

怒りに飲み込まれてしまうので
精神的な体幹がつくまでは
情報過多は避けて最低限しかインプットしてないけど
日本の政治は糞だなとは思い続けてる。

noteでは
出来るだけ嫌な思いをする人を少なくするように心がけてるんだけど
嫌な気持ちにさせてしまってたらごめんなさい。

トリガーはそこらへんに転がっている。
自身の発言がトリガーになりうる。

もちろん潔癖に全てがクリーンなんて出来ないけれど、【これは私が思うことであって、あなたに押しつけるものではありません。自分のことと受け止めるかどうかはあなた次第です】と
工夫を凝らす事は可能だ。

マイクロアグレッション
（マイクロアグレッションとは、別名「小さな（マイクロ）攻撃性（アグレッション）」と言います。 人と関わるとき、相手を差別したり、傷つけたりする意図はないのに、相手の心にちょっとした影をおとすような言動や行動をしてしまうことを指します。）
という言葉が耳にするようになり
黒歴史のほとんどは
正義を振りかざすと同時に
本来、攻撃対象ではない大切な誰かを大なり小なり攻撃している事に気づく。
人は単体としてではなく
他者や物語との関わりの中で立ち上がるものであって人間として生まれてきた瞬間から個人プレーなど存在しない。

名護にドンキボーテが出来て
資本主義の塊が故に
小さな生業を優先するぞ！と
私は一生、ドンキに行かない事を決めているんだけど、その宣言を、ドンキで働いている幼馴染にしてしまったことは正解だったのか
今でも分からない。
誰かのトリガーになる事を百の承知で訴えないといけないこともあるし、差別的な要素が皆無であっても差別ととるかもしれない。

訴える事や
主張することはとても難しい。
誤解がある表現かもしれないけど
無責任な主張が可能な事がアートだとも思っている。

私の「伝える」ということは
流れてはまた立ち上がる。

伝えることは難しい。
自立性や理屈の外に身を投げ出し
勢いを伝える場が欲しい。
私の幼稚な思考や突発的に出てくる言葉
数秒前に発言したにも関わらず、口に出したらやっぱり違ったかもと頑なではないヤワヤワな考えに耳を傾けて意見してくれる場。
日常生活ではトラブル回避が第一になってしまうためルールや安全な場の元
話したい事がたくさんある

・死刑について
・中絶について
・基地について
・愛とは
・身近な男性優位社会
・文化盗用について
・癖の根源

否定せず否定されず
複数人と話しがしたい

意見なんて変わっても良いから
安全で守られた心地良い場が欲しい。

誰かと話しがしたい。
黒歴史を黒としない
よく見たら黒じゃなかったという証明するような場が欲しい。
誰かと話しがしたい。