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できた人間ではないけれども

あけましておめでとうございます。
noteをはじめて1年が経ち、
mixi時代の文章を書く事の楽しさや、書く事で得るものを思い出させてもらって
なんとか細々と続けています。
しいたけ占いによると、射手座は
かっ飛ばせ!ほどほどにな!とアドバイスをもらったので、ほどほどにかっ飛ばせると良いなと思うのですが、ほどほどは理解できるけど、かっ飛ばすってどうやって、、、と謎なまま今年が始まり10日が過ぎようとしています。
兎にも角にも、今年もよろしくね。

今回は、年末年始の幻の5日間についてお話をしようかなと。

Instagramでは
プライベートな情報は最小限に抑えており、
それはミステリアスを装って過大評価されたいとか、そういう戦略ではなく

私(早瀬泉)は、コネクトとしての機能であって
作品の背景はここの環境だから。

畑からやってるよ!みたいなプロフィールだから?なのか、作風なのか
男性だと思っている方も結構な割合いらっしゃっていて、私的には別に性別や姿形はどうでも良いのですが
特にまだまだ駆け出し中の身では
母感を出すと趣味の延長として見られることへの危惧は若干有り
これは、女性だから(特に母親)といった理由で趣味でしょ?みたいな位置付けにされやすい社会が良くないと思うのですが。
子供居るよ感を出さないことによる、そういった風潮に対して無言の助長は避ける意味として顔出しをせずにTwitterでは、お子達のお話をしたりしていて、使い分けをしています。
でもただの親バカなのですが。
(これもまた、子供達の人権の尊重との兼ね合いが難しい所。)

そんな、お子達(9才と2才)と夫が年末に
京都へ里帰りしました。
私は、沖縄で、ひたすら大掃除。
家の窓を全て外し、スポンジで洗う。
棚のものを全て出して拭いて戻し、荒れていた本棚を綺麗に整理し、在庫の棚卸しまで

疲れたところで、あまり野菜のスープを作り
立ち食いスタイルで、ゆっくり咀嚼して食べる。

掃除をしたら掃除した分だけ掃除が進む事がミラクルではないかと。
10片付けたら10ちゃんと片付いたまま!
凄いではないか!
食器も箸と茶碗しか洗わなくていいなんて!


今までは、起きて5分。娘達の喧嘩をなだめるだけで疲れていたのに、エネルギーが有り余ってるのか、食欲が全く湧かない。
しかも全然疲れない!2日間ずっと掃除をしていた。
夜は精錬作業をしながら野菜を焼いて食べる。
残りのお湯で足湯なんかしちゃったりして
その後、ストレッチや保湿なんかしちゃったりして
私の荒れ果てていた自尊心がみるみるうちに満たされて
生活、尊い、、、
と少し泣いた。

子供が居ない生活ってこんななんだな、、、。
誤解があるかもしれないけど
これはこれでまた良いなとも思う。
満たされる場所が明らかに違う。
温かいものを食べる時に湯気が見えるようにと、黒のシャツを出したり脳内のベクトルもだいぶ変わった。

暮らしが楽しすぎて、全然家から出ずに過ごした。

私は仕事を優先させたいので
家に残りたいと伝えた時に、夫は食い下がらず平行線だったものの、なんとか勝利した事、それを受け入れた夫に心の中で拍手を送りながらの一人での暮らしの最終日。
高圧洗浄機で綺麗になった外回りや、窓ガラスがピカピカで森の水族館のようになって心も満たされている。

私の中で家族時間は大切だけど
大切にし続けるために
ご自愛しまくる
今回みたいな期間は定期的に必要なのかも。私にも夫にも。

24歳という割と若い時に子供を産み
周りは、キャリアアップしたり
時間に拘束されずに遊び続ける友人達に羨ましさと嫉妬をしていた事を思い出す。
生きるに責任を持ち、これが良い育児なのかと翻弄し続けている最中に新しい命も誕生し、
駆け抜けていた9年間。
やはり神経を擦り減らしながら
家族を模索していたんだと思う。

最終日は「たま記」という展示会にお邪魔して
心がピュアピュアになっていたからか
久々に嗚咽が止まらないくらい泣いた。
色んな感情が出てきては処理が出来ずに目から溢れ出てしまい
「家族」から離れて「家族」を考える
良い締めくくりになったのではないかと思う。



そして、今、散々ハグハグしてよだれがべちゃべちゃについた寝巻きを着ながらお子達は眠りにつき、夫は隣でゾンビドラマを見ていて、その鑑賞する時間を確保することが出来たら良いみたい。
私の貧乏ゆすりをうざいと言いながらホールドしつつゾンビを眺めてる。
またこれはこれで良きだな。




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