運転に必要な能力をリズムトレーニングから考えてみる
「安全に車やバイクを運転する」
すべてのドライバー、ライダーの方々が取り組むべき課題だと感じています。
交通事故に関するニュースを見るたびに心を痛め、何かできることはないだろうか、と思う気持ちがだんだん強くなってきました。
・免許返納
・自動運転
・ガードレールの設置
このあたりの議題も挙がってくると思いますが、「僕」がやるべきことは何だろう?と考えた結果、
【運転をする人の能力】に目を向けることはできるかもしれない。と思い付いたのでいろいろと仕掛けていくことに決めました。
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われわれは自動車やバイクに乗ることにより、いくらトレーニングを積んでも積んでも達することのできないスピードとパワーをいとも簡単に発揮することができます。時速100kmを出すために足関節の底屈可動域が少しだけあればいいというのは何だか恐ろしいものですね。
さて、この機械を操ることに必要な能力はいったい何でしょうか?
僕の考えた項目は以下の通り。
・見る
・聞く
・待つ
・注意する
・合わせる
・予測する
・集中する
・過信しない
・穏やかな精神状態
ん?どこかで見たことがある。
うん。「リズム」めっちゃ大事やん。
リズムトレーニングで僕がしていることは、音楽に合わせてぴょんぴょん楽しくしているだけではなくて、「リズムに負荷をかけて」脳をフル回転させているのです。
「自分のペース」ではなく、「音のリズム」をよく聞き、見本をちゃんと見て、自分の動きたいタイミングを抑制しながら身体活動をしていきます。
外的な認識力をフル発揮しながら集中して行うことが必要です。
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反射神経も必要では?と思うのですが、重大な事故が起こるようなスピードでは人間の反射力で対応できる場面は少ないと思います。
例えばブレーキをかけるとき、自動車では3つの時間があるといわれています。
それは危険を感じブレーキを踏み始めるまでの反射時間、足をブレーキぺダルにのせるまでの踏みかえ時間、そして実際にブレーキペダルを踏んでブレーキが効き始めるまでの踏み込み時間です。これには平均1秒かかるといます。
1秒あれば車はこれくらい進みます。反射よりも予測がめっちゃ大事です。
よく言われる「かもしれない運転」でもありますね。
リズムと予測に関わる記事を以前書かせていただいたので宜しければこちらもどうぞ。
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またリズミカルな運動は脳内に「セロトニン」というホルモンを分泌することがわかっています。
セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。 セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。 セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。
はい、これもめっちゃ大切ですね。
結局、心に余裕がなくて、「スピード出しすぎる」「車間距離詰めすぎる」が多くの事故の原因ですので。
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ということで、「リズムトレーニング」と「安全運転の啓蒙活動」を組み合わせると相性が良さそうなので企画していきます。
やることはこんな感じ。
ウォーキングは意外とめっちゃ難しいです笑。
年齢関係なく脳にしっかりと負荷をかけてトレーニングできます。
でもやっぱり何より「楽しい」んです。ここは運動を皆さんに提供するときに譲れないところです。
とりあえず第1回「リズムウォーキングで脳の機能を高めよう」を滋賀県大津市で開催します。まだまだ内容を詰めているところなんですが、以下詳細です。
日時/令和元年7月6日(土)11:00〜12:00
場所/大津市勤労福祉センター 5F大会議室
参加費/無料
リズムウォーキングがどんなのか見てみたい、楽しく運動したいという方もぜひどうぞ!
申し込みフォームもこれから作成していくのですが、森に一声「行くよ〜」とかけていただければ結構です!
この活動を通して事故が1件でも減ってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
あなたの力で安全な道路を一緒に作っていきましょう。
この取り組みの企画や作戦会議、スポーツリズムトレーニングの指導方法や様々なバリエーションの伝達をオンラインサロン「スポーツリズム研究所」で行なっております。ご興味のある方はぜひこちらもご参加ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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