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石像日記 2022年 カンザス

アメリカのカンザス州に引っ越してからもうすぐ1年。
住めば都とはよく言ったもので、治安が良く、物価も相対的に安いので、そこそこ快適に暮らしている。
周辺に都市がないので遊ぶ場所はないけれど、そもそも繁華街に毎晩繰り出して遊ぶような性格でもないので、これといって困っていない。
気候は日本の1日の寒暖差を2倍にしたような感じで、朝と昼の温度差が20度近くあったりする。
だけど、季節感は1年を通して日本と似ている。
日本が急に寒くなった日にカンザスも寒かったりして、不思議な感覚になることがある。

カンザス州の面積は約21万km²。
日本の本州が約23万km²なので超広い。
その広大な土地のほとんどが草原で、山もない。
車で走っていると何時間も同じ景色が続く。
そもそもカンザス州にはトピーカやウィチタという誰も聞いたことがない都市しかない(カンザスシティの大部分はミズーリ州だ)。
なので、旅行にいくとなると、他の州まで車で出る必要がある。

ところが、周辺はコロラド州、ミズーリ州、ネブラスカ州、オクラホマ州という、これまた渋い感じだ。
ただ、その中西部の誰も聞いたこともないような街(大体人口5万から10万人程度)に行くのが意外と面白い。
日本人からすると、中西部の街なんて全部一緒に見えると思うが、あえてその中西部の小さな街に宿泊することで分かることがある。
小さな街にも歴史があり、ちょっとした個性がある。

ということで、訪れた街について書こうと思ったけど、それはまた後日。

それでは。

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