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最高のカレー体験と、その体験をするまで

東京でライブをするときはだいたいいつも7:30に集合して行くのだけれど、毎回いつも8:15に出発することになり、山科駅で合流する石像を30分ほど待たせてしまうことになる。
石像はだいたいいつもスタバのコーヒーを片手に待っている。

西永福JAMでライブがあった4/19金曜日は入り時間が遅く、僕は「9:00に出れば余裕っしょ」と思っていた。
しかし出発前日のモルグのグループLINEでは、
石像「明日は8時に山科でよいよね?」
ふじじ「8時に山科でオッケーです!」
ブロンコ・ビリー・深田「明日は7時にふじじんちにいきますね」
宇宙「わいも7時に行くー」
というやりとりが。

これはきっと前日夜に「冥王星[DECCG]」というバンドの打ち合わせで痛飲していたときに来たLINEに適当に返事をしたに違いない!と思ったが、このやりとりは朝の8時におこなわれていた。

うちに来たブロンコに起こされたのが朝7時。
シャワーを浴びる僕。
大丈夫。間に合うさ。
機材は(前日に僕がひとりで!)車にもう積んであるぜ!

Bluetoothのスピーカーをジップロックに入れ、シャワーを出す。
お湯になるまでに服を脱ぐんだ!と急ぐが、入ったときにはもうお湯になっていた。
とりあえずうがいをしたり、全身を軽く流したりしたら、さぁ、いよいよボディ・ウォッシュ。
ダブを適量、ボディ・タオルに出して泡立てる。
BluetoothのスピーカーからはPodcastの「世界一周!チラ見の世界史」「《第111時間目》ホンジュラス共和国の歴史」が流れている。
「ひぇぇ…そんなに治安が悪いのか」と、ホンジュラスの現状を憂いつつ体を洗う。
さて、次は…?

そう、シャンプーだ。
軽く頭を流したのち、ダブを適量、手のひらに出して髪につける。
このとき、軽く頭皮を揉むようにするのがコツだ、と聞いたことがあるような気がするので、軽く頭皮を揉むようにした。
僕はいつもそうしている。
ふう、次はリンスだ。

最近はリンスのことをコンディショナーとかトリートメントとか言うけれど、僕には違いがわからないし、実は知ろうともしていない。
なぜ知ろうとしないのか?
興味がないのである。
興味がないことは知らなくてよいのか?
リンスとコンディショナーの違いについてのみ言えば、知らなくてよいだろう。
そんなことを考えながら、ダブを適量、手のひらに出して髪につける。
昔は、リンスはすぐに流さないほうがいいと聞いた気がするが、最近はすぐに流したほうがいいとも聞く。
すぐに流した。
僕はいつもそうしている。

お次は洗顔だ。
ダブを適量、手のひらに出し、ぬるま湯で泡立てる。
このときのぬるま湯の量が難しい。
多すぎればスープカレーのようになるし、少なすぎればうまく泡立たない。
そもそも泡立ったほうがよいのだろうか?
これについては、きれいに泡立ったほうがうれしいので、うまいこと泡立てられるようにぬるま湯を加減しているが、なかなかちょうどよく調節するのが難しい。
泡立ったほうがうれしいけれど、そんなにがんばる気はないのである。
そんなことをしていては時間の無駄だ。
おや、うまく泡立ったぞ!やったー!
泡の表面を押しつけるようにして顔に塗りつける。
これもすぐに流す。

これで、さっぱりふじじのできあがり!?
おっと、まだ早い!
体をよく拭いて、まずは化粧水…の前に、パンツを穿こう。
パンツを穿いてから化粧水だ。
優しく叩くようにまんべんなくつける。

それからドライヤー。
うるさくてPodcastがよく聞こえないが、まぁもうホンジュラスのことはいいや。

歯を磨くときも気をつけなくてはいけない。奥歯の奥を磨くのは至難の業なのだ。
あまり口を縦に開かず、歯ブラシを寝かせるようにして磨く。
それがふじじスタイル。
オエッ!となるけど大丈夫。まだこれで吐いたことはない。

コンタクトをつけて、服を着る。
東京へ行く日の服選びは重要だ。
車内でいかにリラックスできるか。
寝間着のズボンに半袖のTシャツ、そして、上に羽織る上着を忘れてはいけない。
帰りは深夜、けっこう寒いぞ。

そんなこんなで、さっぱりふじじのできあがり~!!

時計を見ると7:45。
ここから東京へ行く支度を始めるのがふじじスタイル。
ダッシュで支度をして8:00。
あれ?石像が山科駅に着く時間だぞ?

8:15に山科駅前で合流した石像は、コーヒーではなく、変なピンク色の紅茶を飲んでいた。
いつもより15分早く合流できてよかった。

そこから東京・西永福に着いたのが14時。
僕たちはやっぱり早く着きすぎたので、カレーを食べました。
おいしかったです。
「specie」というカレー屋さんです。

ブロンコ・ビリー・深田さんは、大盛りのカレーと「ジャークチキン」というのを単品で頼んでいました。

メニューに「パクチーが苦手な方は言ってください」と書いてあったので、僕は「パクチーが苦手です」と言いました。
スポーツをしていそうな店員さんは「はい、パクチー抜きですね」と言いました。そう、たしかに言ったのです…

「キーマと海老の2品カレー」、注文から5分で着丼。
おっほほ~!見た目はトレビアン!
味のほうはどうかな…?
こ、これは!
うまし!うまし!
キーマのスパイスのあとに海老の旨みを贅沢にほおばる!
これぞ至高のコンビネーショーーーーン!!!!!!!!
ふう、ごちそうさま。

トイレも綺麗で店内もオシャレ、これは☆5つ!と言いたいところだが、パクチーが入っていたのを石像がもらってくれたので、☆6つ!
おいしいカレーとメンバーの優しさを感じられた最高のカレー体験でした!

またみんなで行こうね!

ふじじ

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