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前半仕事の話 | 後半最近聴いてるHip Hop紹介

職場にて「YAさん、NAS(ナス)って知ってます?」とパソコンのモニターに映ったアルファベット3文字を指差し試してくる先輩。それに対して「(NaSってNYのラッパーなら知ってますと言いたいが)いやぁ..ちょっとまだ追いついてなくて…」と答えると、「んん〜?Network Attached Storageの略でね。つまり(以下5分解説)」

禿げそうだ。
いや、禿げてきた。


この業界はよくわからんカタカナと英語、そしてしれっと漢字だけの用語を散りばめてくる。

自分の中での金言にしている、

説明はしてくれるが誰も教えてくれない


この業界あるある。いや、きっとどこの業界も結局はそうなのだろう。分からないのはその知識がない自分のせい。覚えようとしない自分のせい。
そうやって先人たちは必死で悪戦苦闘しながら身につけてきた。だから、教え方は知らないが説明の仕方を知っている人は多い。職人気質な業界だと思う。

と書いたものの、確かに自分がHip Hopの事を色々調べる時、ネット上には説明が溢れていた。それを自分なりに解読し、理解し、それをユーザーに文で伝える。どこもかしこも同じなのかもしれない(教育体制が整ってないから、人材が育たない。と、それっぽいことを書いておく)。

この業界に首突っ込むことになるとは思わなかった。自業自得とは思わないが、様々な求人を見ても大体この業界の知識が求められるのが現実。親ガチャならぬ、時代ガチャ大失敗。

基本中途採用をしない会社に転職した。新卒から入社した方が洗脳しやすい。「ふーん、社会ってそういうものなんだ」と常識ある人間は時間が経つと理解してくれる。その会社に疑問を思わず、高校・大学自体の同期との飲み会ではお互いの会社の愚痴で始まり愚痴で終わるが、隣の芝生は青い。

基本中途採用をしない、即ちそれは大多数の社員は新卒からその企業にいることを意味している。自分からすると10年以上同じ会社にいれる気力と根性、そして体力に心から敬意を払いたい。それだけいい会社なのだろうか。自分には想像し難い。

直接関わりのある一部、本当にごく僅かな読者はご存じの通り、私は"転職族"である。
大学卒業後フラフラとアルバイト。その後最初の職場へ。毎日12時間勤務の割には薄月給で財布蒸発。私生活も相当に狂った日々だった。転職し(いい意味で)上司にヤキを入れられ若干昇進するも次の上司と部下の間に挟まれ、駐在先のトチ狂った対応により実質クビという名の伝家の宝刀「一身上の都合」で退職。現在に至る。

計画性ゼロ。昔っからそうだった。面接の「◯◯さんの今後のビジョンを聞かせてください」というあれに対し「特にない。逆に私の年齢の時にビジョンありましたか?あったのであれば今そのビジョンと同じところにいますか?」と食い気味で逆に質問するタチの悪い就活生のそれ。面接官とは口喧嘩をしてきたと方だと思う。

面接=嘘つき/大袈裟に自分アピール大会が兎に角嫌だった。自分が面接官の立場になってもそれは変わらず、喫煙所で面接したこともあった。素を見るのは大事だと判断していたからだ。

日本語と英語のバイリンガルをうたいつつ履歴書の日本語をその場で読めない外国人もいた。なお、自分が採用を決めた日本人は3日で飛んだ←

とは言え、年齢的にもそろそろ落ち着かないといけないという事で、日本では知られている企業名を冠に付けたところに転職出来たのはありがたかった。「この業界に熱意はないですが、与えられた環境で必死に努力はします」という最終面接の言葉が上層部に響いたのだろうか。

前職は、自分を含め変に海外経験者が多くやたらそういう"色"を出すというか面倒臭いのが多かった。純粋な日本企業はその辺の統率が取れていて、関係性という面においては精神的にかなり楽である。業務は相変わらず意味不明だが、自分が選んでしまった道ということでケジメはつけたい。

とりあえず、出来ることを1つ1つ。いずれは後方勤務を…(伝われ)

以上、前半でした。


では後半。

Logic

Logicのアルバムがすごい。
引退発言は詐欺だったのかはまぁ置いておいて、JazzシンガーのNorah JonesとのコラボレーションやRZAやRedmanといった東の雄。Bun BやLil Kekeなど南部好きには堪らないアーティストも参加している。

個人的に、毎回彼のIntroやInterlude(=曲と曲との間に入る間奏や、アーティストがストーリー性を膨らますアレ)が堪らなく好きで、大部分はスキップせずにアルバム丸ごと聴いてしまう。

そこまで深くないが、ストーリー性があるのが彼のアルバムの持ち味である。


別件だが、最近世の中を賑わしているChatGPTで Hip Hopについて色々質問している。面白そうな記事ができそうなので、近々あげます(どうせ来年とかになりそう)。





私に生きる希望をください。