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レ・ヴィニョーブル フォンカリュ ペイドック シャルドネ キュヴェ ド ブリュ 2019

【ワイン紹介】稲葉さんHPよりまとめ

フォンカリュの名は、メンバーの村からとったものです:フォンティエス ドート(Fontiès d’Aude)、カパンデュ(Capendu)、アルゾンヌ(Alzonne)、モントリュー(Montolieu)
「年間を通して農家を細かく指導。タンク管理やブレンドもデータでチェック」・・それぞれの地域の畑の葡萄を、7ヶ所ある醸造所に持って行き、醸造を行います。各醸造所のワインは、ヘッドワインメーカーのダルマニヤックとトップアグロノミストのガブリエール ルッチがチェックしています。この2人は年間を通して農夫達に畑や区画ごとに細かい指導も行います。フォンカリュのラボで品質をチェックし、レンジごとに分けます。ブレンドなどの指示は、全てラボから細かく行い、タンクの管理などもデータに基づいて行います。酵母は、選別酵母を使用しています。農家から購入した葡萄は全てをワインにしますが、1/3はバルクワインとして販売しています。また、全体の58%を輸出しています。
「世界で賞賛される生産者組合」・・フランスのワイン専門誌「ラ ルヴュ ド ヴァン ド フランス」の『2012年度年間最優秀ワイン生産者組合賞』を受賞。また、2015年に、ドイツのワイン専門誌「マイニンガー」で、『フランスの最高の生産者組合20』のトップに選出。さらに、「ドリンクス インターナショナル2017.4」で、『世界で最も評価されているワインブランド50』のひとつに選出。南フランスからは、フォンカリュが唯一選ばれました。国際品質規格のBRC(英国小売業協会)/IFS(国際食品規格)において最高レベル(AA)の認証を得ています。


【歴史】
1967年 モーリス グリニョンが、オード県内の128の生産者をまとめ、生産者組合として設立。
1996年 グリニョンが売却したため、農協の共同体となる。
1996年 梱包のための大規模な設備投資を行う。その後も、毎年設備投資を行い、新たな農協がメンバーが加わっている。

【オーナー】
ミシェル セルヴァージュ : フォンカリユ設立メンバーのひとり。ピシュリック農協の元副代表。フランス ヴァン ド ペイ連盟会長。

【葡萄園】
5,000ha   
ガスコーニュ、ラングドック、プロヴァンス、コート デュ ローヌ

【組合員】  
約1,200軒

ワイン造りの物語モットーは、
『Tous pour chacun,chacun pour tous.』 
(みんなは一人のためにあり、一人はみんなのためにある)です。これは1901年、マロッサンに、フランスで初めて生産者組合が創設された時からの言葉です。


2012年仏年間最優秀生産者組合を獲得

畑の土壌は粘土石灰質、標高87mの比較的冷涼な北向きのテラスに広がっています。収穫した葡萄は酸化しないよう低温に冷やしてセラーに運びます。数時間低温マセラシオンを行い、アロマを抽出します。その後、プレスし、澱下げします。14度の低温で発酵させます。きれいな澱と共にフレンチオークで熟成させます。グリーンがかった淡い黄色。白い花や熟した果実の魅力的で複雑なアロマの中に、かすかにハチミツの要素が感じられます。リッチでエレガント、とてもしなやかな口当たりです重厚感のあるボトルに詰めています。

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