見出し画像

カオール シャトー ラマルティーヌ2016

【ワイン紹介】※稲葉さんHPよりまとめ

●2016 ヴィンテージについて

2016 年は 2005 年と同じく、抜きんでたレベルで、素晴らしいヴィンテージとなりました。春に雨が多く、7 月、8 月には 35~40 度になる日が続く非常に暑い夏でした。しかし、9 月の天候は素晴らしく、昼夜の寒暖差があり、収穫まで理想的な天候が続き、完璧な状況でした。収穫は 10 日間、理想的な状態で行われました。9 月26 日から収穫を始め、10 月 6 日に終えました。9 月 26 日から 9月 29 日はプレスティージュ ド マルベックとカオール シャトーラマルティーヌの葡萄を収穫しました。私達が望んでいた通り、フルーティーで丸みのあるワインになりました。

カオール シャトー ラマルティーヌ 2016
Cahors Château Lamartine


畑は粘土石灰岩土壌です。1 本につき 8~9 房に制限します。100%除梗します。発酵前に48 時間、ステンレスタンクでコールド マセレーションを行います。天然酵母を使い、22~24 日間、ステンレスタンクで発酵させます。抽出を強くし過ぎないよう、ピジャージュではなくルモンタージュしています。マロラクティック発酵もステンレスタンクです。全体の 60%をコンクリートタンク、40%をバリック(3~5 年使用樽)で 18~20 ヶ月熟成させます。ブレンドし、4~5 ヶ月タンクで落ちつかせ、味を見て瓶詰します。濃い紫色、集約されたプラムのような果実味。タンニンはエレガントで、長い余韻があります。
スタンダード キュヴェながらとても力強い味わいです。

★「ワインスペクテーター 2020.11.15」で 90 点、2020 年のトップ 100 に選出。


【赤・フルボディ】国/地域等:フランス/南西地方/カオール
等級:AOC カオール 生産者:シャトー ラマルティーヌ
葡萄品種:マルベック 90%、メルロ 10%
熟成:60%コンクリートタンク、40%バリックで 18~20 ヶ月、その後タンクで 4~5 ヶ月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?