見出し画像

大切なのは距離感。

飲食の友人と会話をしていて、
「接客で大切にしていることは?」というテーマが上がった。

僕は高級レストランのようなところできちんと学んだことはないので、それほどサービスに関する沢山の引き出しは持っていない。

そんな僕でも大事にしていることがある。
それが「距離感」。
ここでいう距離には「心(言葉)」と「身体」の両方だ。

大雑把に言ってしまえば〝空気を読む〟ということかもしれない。
ただ飲食の現場でも普段のコミュニケーションでも
この〝距離感〟を意識できない人が結構いるように思う。

大抵の人には、対ヒトの「パーソナルスペース」が存在すると思う。
僕で言えば、パーソナルスペースは広めではじめから距離感の近い人は少し苦手。(女性ならともかく男性で近いのはキツイ。笑)
この距離は人それぞれでこの距離感を間違えると不快感しか与えないこともある。


接客の話に戻すと、僕はこの距離感をかなり意識している。
表情や声の大きさなんかを聴きながらお客さんのパーソナルスペースを計る。
コミュニケーションでの心の距離もそうだけど、身体的な距離も意識する。


短時間で何度かジャブを打ちながら心を開いてくれたお客さんには
心も身体も〝懐に入っていく〟。
逆に一切踏み込まずに一定の距離を保ちながら
お見送りまでを終えることもある。


もちろんいつも正解を出しているわけではないし、
もしかしたら間違っていることも多いかもしれない。


それでも東京でも仙台でも多くのお客様たちと関係を築けている背景には、
きっとそんな〝距離〟への意識があると思う。


意識するかしないかは全然違う。
〝なんとなく〟のうちは〝なんとなくの結果〟しか出ない。
意識するかしないかで成長速度は大きく変わる。


明日会うお客様や同僚、友人との
〝心地よい距離感〟を意識してみてはどうでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?