Moreau.Y

陶芸作り初心者の制作日記。日々の学びとモノが宿す『色気』を考察しながら綴ります。

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陶芸作り初心者の制作日記。日々の学びとモノが宿す『色気』を考察しながら綴ります。

最近の記事

猫にフランス語ってあるのかな? ニャアに違いがないのなら… その言葉は単純明快で素晴らしい 猫って海の先の事を考える? 空の先の事を考える? まだ見ぬ世界のそんな広がりを そっと囁き教えることできたなら どんな夢をみるのだろう?

    • REGARDS DE MODE "inspiration"

      「エレガンス」という言葉が、自分の中に実像として象られたのは本書を閉じた瞬間でした。 なんとくなく良いなと思い、買うのを衝動(しょうどう)買いと言いますが、私は衝撃(しょうげき)買いともいえるほどの決定的なインパクトを本から受けてレジに向かいました。 ココ・シャネルやクリスチャン・ディオールが活躍していた1950年代のパリ。 写真家GEORGES DAMBIER(ジョージズ・ダビエ)によって撮られた写真集は、オートクチュールの黄金期から醸し出される雰囲気を的確に捉え、高

      • 土を練り上げる。脳を練り直す。【陶芸を学ぶ:第二回】

        初めて約半年。私は心の微妙な変化に気がつきました。それは、集中力の高まりと共に妥協心への抵抗が強まった点です。 作業時間は約3時間。とにかく集中し、目の前の土に向き合う。 その間に、どこまでこだわり、妥協しないで1つの作品の完成に近づけるか。この「こだわり」抜くという部分が精神的に鍛えられていると感じるのです。 されど土選びそんな集中力を有する陶磁器作りは、「土」選びから始まります。性質の異なる土は、できあがった表情だけではなく、成型するアプローチも変わってきます。

        • 色気のある器とは【陶芸を学ぶ:第一回】

          色気とはなんでしょうか?私の「色気」への関心は、川端文学の「陶器」から端を発します。 それ以来「陶器」への関心も高まりました。そして、その関心は実り、陶芸教室へ通うきっかけとなりました。まだまだ初心者ですが、「色気」のある器作りを目標に制作の記録を残しながらに陶芸にまつわる学びを綴っていこうと思います。 ことの始まり 本格的に陶器への興味をもったのは、川端康成氏の「千羽鶴」に出てくる織部と志野の描写を拝読した時でした。それまで器(モノ)に「色気」が帯びるという発想は持ち

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