伸び代しかない
娘の小学生時代には、男子チームでトレセンに選ばれてたのに、女子では選ばれないという異常な選定がありました。
選ぶ側(トレセンコーチ)にも自分のチームの子を入れたいとか、えり好みがあったのでしょう。親の私よりも、本人の方が悔しかったのかな。その時はそうでもなかったみたいだが、後に悔しさが出てきたとの事。
そんな事もあり、本人がもっと上手くなりたいとの思いも強く、今に至っている。
U-15でプレーを始めて、約一年半。なかなか上達しないと思ってたけど、こないだの関東トレセンで気づいた。確実に上達していると。
最初は関東トレセン選ばれた事に喜んでいたけど、次のナショナルトレセンが少し見えてきた。
選ばれるかは、後少しの実力と運次第かなと思う。去年より差が確実に詰まってきている。自信を持ってプレーしてほしい。
そんな娘は小学生から中学生に上がる時に、始めて女子チームに入団した。近所ではなく、少し遠くの強いチームに。
あなたなら、弱いチームでエースになる事と、強いチームで補欠になる事とどちらを選びますか?
自分だったら補欠は嫌だから前者を選ぶだろう。娘は後者を選びました。但し、最初は補欠かもしれないけど、這い上がる意志も持ってました。
毎日の練習相手も一級だから、伸び代は本人次第。u13からu14に上がると年下も入団してきた。学年は上がっても、すごく上手な後輩が入ってレギュラーを持っていく。すごく悔しいんだろうなと察した。だけど、そんな環境で揉まれる事が一番の刺激なんだと思う。時には毎日何時間もかけて通っているから、大変だ、可哀想だと思ってたがそれは間違いだったと気付かされた。
本人にとっては、大変でも辛くもなく、仲間とサッカーできる事が楽しいのだから。
イチローさんが言うには、努力っておもってうちは、壁は越えられないと。夢中ってなると、努力って思わなくなるって。
あと最近すごく感じたのが、ちゃんと考えてプレーするようになったんだと。
ずっと自分の感性だけでプレーしてると思ってたけど、ちゃんと相手や仲間の動きを見てプレーできるようになってきている。劇的な進歩だと思う。
この週末には選手権の関東予選が始まる。まだレギュラーに定着してないが、今年はベンチ入りできた。チャンスがあれば存分に堂々とプレーしてほしい。失敗を恐れず、チャレンジしてほしい。色んな経験をして吸収してほしい。伸び代しかないのだから。
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