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シャニP、ジュリアに堕ちる


皆さん初めまして!ぼーるぺんと申します。
いつもはTwitterを主な生息地にしている大学1年生です。
訳あってジュリアの担当をさせて頂くことになったので、経緯も含めてnoteに書こうかなと思って投稿しています。

ぼーるぺんってどんなヤツ?

さて、ジュリアのことについて書き始める前に、僕がどんなヤツなのかをかるーく記したいと思います。
年齢は2005年生まれで、アケマスと同期の18歳です。
アイマスにはシャニから入り、それ以前はただの一般アニオタとして生息してました。
去年の冬頃に受験期の気分転換にと1日1話アニマスを見る生活を送り、晴れて輝きの向こう側へ到達しています。
その時にアニメの美希に心を動かされ、シャニの円香に加え、美希を担当として迎え入れました。

受験期に使ってたまとめノート
これを見て毎日頑張ってました。今思うとかなりモイキー

シャニマスの方はかなりガッツリプロデュース活動を行っているのですが、765の方はアニマス以外はあまり出来ておらず、買ったまま積みゲーになっているアイマスSPがあるくらいです。
曲もシャニ以外はメジャーなものしか知らないのですが、それが今回の大旋風を巻き起こすことになるのです……

流星群、被弾

日時は5月28日。時刻は9時6分。
唐突に公式から発表が出ました。
そう。プロジェクトフェアリーによる単独ライブです!

オンライン授業中に発表に気付いた僕は、授業そっちのけでTLを漁り倒してましたね()

アニマスしか見ていなくとも、美希Pは美希P。受験期を支えてくれたひとつの柱だった美希のためにも、何としても行きたいと思うライブ発表だったわけですが、ここでひとつ問題が発生します。
あれ?俺PFの曲全然知らなくね?
衝撃の事件です。
美希Pとして、オーバーマスター、マリオネットの心くらいは知っていましたが、それ以外の曲を全くと言っていいほど知らない!
これではあまりにも美希にも先輩P達にも顔向けが出来ない!なにより、961のライブを楽しめない!
ようやく事の重大さに気がついた僕は、先輩Pに聴くべき曲やアルバムを教えてもらうことに。
そこで真っ先に名が上がったあのLTP06なのです。
当たり前ですが、最初の目的は美希の追憶のサンドグラスMarionetteは眠らないでした。

追憶のサンドグラスにしっかり殴られた僕ですが、直後、雷が落ちます。
そう。LTP06にて、追憶のサンドグラスの次に収録されている曲。ジュリアの流星群です。
今でも鮮明に覚えています。プロテインを買いにドン・キホーテ内をウロウロしながらLTP06を再生し、「うわぁ、美希の曲歌詞強すぎかよ…」と思っていた矢先のことでした。
プロテインを探していた僕の視線は一点を見つめ、美希のことでいっぱいだったはずの頭の中は、気付けば路上ライブを見て立ち尽くす自分の景色を映し出していました。
衝撃だった。感動よりも、曲が、歌詞が、音楽が、僕の意識を塗り替えていく感覚に見舞われました。
あまりにも儚さを感じる歌詞と、力強い気持ちを感じた僕はすぐさま曲名を確認。しっかりとメモを残しました。
これが、僕とジュリアの出会いです。

ちなみにこれは、感想が少ない訳ではなく、何を書いたらいいのか分からないけどとんでもないものを見つけてしまったことをどうにか伝えようとした結果のコメントとなっています。
彼の頭の中は当時、驚く程に真っ白だったんだと思います笑

流星群→スタートリップ→プラリネ→そしてアイルへ…

さて、流星群に完全に脳を焼かれた僕は、そのまま先輩Pの教えの通りにスタートリップを聴きました。
この時点でもう虜になっているわけなんですが、僕はジュリアの真価をここでようやく見ることになるんですね〜
スタートリップ初見の感想は、涙 でした。
(これは感想なのだろうか…)
僕はよく泣きます。オタクあるあるではあると思うのですが、ほんとにすぐ泣きます。でも、涙を流すほどの感動に心が圧倒されるあの感覚が非常に好きで、中でも努力に裏打ちされた強い気持ちを垣間見せるシーンが大好きです。
自分は去年まで高校球児をしていたこともあり、人一倍、がむしゃらに夢を追いかける人の気持ちを理解できると自負しています。
(といっても、自分が当時がむしゃらに夢を追えていたかと言うと、自信は無くなってしまうわけなのですが)
そのため、スタートリップは曲の雰囲気や愛美さんの歌い方以上に歌詞に後頭部を思いっきり殴られました。
この時点では親愛度コミュを読んでませんが、それでもジュリアがどんな生き方をしてきたのか、どんな気持ちで歌っているのか。全てがダイレクトに伝わってきて、一回で大好きな曲になりました。

流星群からスタートリップまで早すぎて感想ツイしてなかった笑



そしていつも通り「スタートリップ良すぎ!」的なコメントをしたわけですが、すぐさま有識者がわらわら寄ってきて「プラリネを聴け!」と。
完全にジュリアに魅せられていた僕はそのままの足でプラリネへ

待っていたのはジュリアの人生そのものでした。
もしかしたらこれはジュリアのことを歌っていないかもしれない。でも、初めて聴いた僕にはどう考えても彼女の人生そのものでした。
それは歌詞だけから感じたものではなく、その歌い方や、奏でるギターの音からも感じたものです。
間違いなく彼女の人生です。そうでなきゃ、初めて聴く曲であそこまで人の人生に思いを馳せて涙を流すことなんてあるはずないから。
愛美さんは本当に凄い声優だと思い知らされました。人とは違う生き方、孤高とも言われた1人での活動、バンドメンバーと楽しかったあの日々、アイドルとしてスカウトされた最後のチャンスの時。全ての瞬間の感情が、ジュリア本人では無いのに手に取るように理解できる。こんな体験初めてでした。
改めてジュリアに出逢えたことに感謝を。

さて、プラリネとかいう最終兵器も聴いて、晴れてジュリアPを名乗ろうと考えていた僕ですが、またやってきた有識者が「アイル聴け。絶対」と、薬物みたいな勧め方をしてきました。
さすがにプラリネ越えられんやろ笑
と思って一応再生。
あ、メインボーカルはジュリアじゃなくて翼なんだ〜
と、最初は思ってました。
聴き終わった頃には顔がびしゃびしゃでした。
ズルすぎんかこんなの
プラリネを越えられるかなんて野暮でした。こっちに関してはそもそも歌詞が強すぎる。
バカばっか言ってんじゃねぇ大人しく聞け勢 の言うこともよーく分かります。
間違いなくジュリアの系譜の曲です。
勝算なんてなくて構わない。
賞賛だってなくたって構わない。
辿り着きたい場所があるから。

大好きな歌詞です。

ここで少し僕の話をします。

僕は、昔から自己顕示欲、承認欲求が人よりも強く、クラスでも前へ前へ出ていこうとするタイプでした。常に誰かが見ていると言う意識を持って(こういうとなんか良さげだけど笑)いつでも人に褒められることを考えて行動をしてきました。
むしろ、人からどう思われるのかを最大の基準として物事を決めてきたといっても過言じゃありません。ここでゴミ拾ったらできるやつだと思われるな
と思ってゴミを拾ってみたりと、たとえ善行とされることさえ、理由は他者からの目でした。とはいえやらない善よりやる偽善とも言います。悪いことをしてない以上、自分のことを責める気はないんです。ただ、だからこそ純粋な気持ちで善行ができる人が羨ましい。尊敬してるとも言えます。
それと同じで、人生の岐路に立った時も、周りからどう思われるかで決めてしまっている節があるんです。別に自分の意思が介入していない訳では無いのですが、意志を曲げることも多々あり…
また、僕は割と安定をとることも多いタイプです。
普段はギャンブル的な選択肢を取ることの方が多いけど、大事な場面では安定を取ってしまいます。
結果として後悔することもよくある。
だからこそ、自分の辿り着きたい場所に行くためには賞賛も勝算もいらないと言い切るこの曲が大好きです。
人は自分に無いものを持つ人に惹かれると言いますが、まさにそれだと思います。
本当に感動した。聴けて良かったとさえ思えます。
が、一つだけ。曲調も歌詞もジュリアらしいのに、どうして翼が歌っているのか。ここだけが全く分かりませんでした。が、この疑問は直ぐに解決します…

余談ですが、わたくしギター買いました笑
いつかジュリアの曲が全曲弾けるのを目標に、日々頑張ります!また到着したらツイートしますね!

アイルの意味、理解する(ゲッサンミリシタ3巻のネタバレを含みます)

ジュリアの天才すぎるメドレーを聴くことができるようになった僕は、最後の仕上げこと、ゲッサンミリシタに手を出すことにしました。
が、思ったより見当たらず、BOOK・OFF巡りに時間がかかり、地元には無く、東京の2軒目でようやく購入。これには流石にミリPから賞賛を受けました。(そういうとこやぞ)

さて、読んだ感想ですが…

いや、3巻ズルすぎじゃん!!!

今回はジュリアの話なので3巻の感想のみに絞らせてもらいますが、それでも語りすぎないように気をつけます。笑
まず3巻のキャラですが、1、2巻にはほぼいなかったジュリアにスポットを大きく当てた話でした。そしてまさかの美希も登場。ワクワクが止まらないわけですが、あくまで軸は翼に置いて話が進みます。 

個人的に美希の翼への発言は、言葉足らずだけどちゃんと人のことを見てて優しさを持っている美希として、100点満点の描かれ方だと思いましたね。
作者が解釈深すぎる。素晴らしい。

さて、肝心のジュリアですが、もう凄いですね本当に。自由奔放で制御が効かない翼と、風紀だったり連携だったりの協調性を重んじるジュリア。必然的に生まれる対立。深まる溝…

また僕の話になってしまいますが、
出たがりだった昔の僕は、同時に極端な正義マンでもありました。規律を重んじ、ルール違反は絶対に許さない。クラス委員には毎回必ず立候補し、着席はチャイムの2分前に声かけで行う。おかわりのし過ぎも厳しく注意する、といった、言わば行き過ぎた正義を持っていたんです。今は人生経験が増えてきてそんなことなくなりましたが、一時期は本当に酷かった。黒歴史です。

さて、そんな僕ほどではないにせよ、ジュリアはどちらかと言うとそちらよりです。根底にあるものが、"正義"か、"自分の芯"かと言う違いはあれど。
だから、ジュリアの気持ちが痛いほどよく分かりました。どう考えても期日に間に合わない。この完成度で人に見せられない。のに、自由で合わせてくれない奴がいる。中学の合唱祭直前を思い出します…笑
当時の僕なら怒鳴り散らして無理やりにでも歌わせてたと思います。でもジュリアは違った。しっかり翼と向き合う時間を作って、翼が1番活きることがチームのための最前だと理解して、そのための責任と仕事は自分が負いました。正義マンだった当時の僕と、さほど年齢は変わらないけど、全く違う選択肢。ジュリアの取った決断に、僕は正解を見た気がしました。もちろん正解なんてないのは分かっているけど、それでも、当時の僕には取れなかった、みんなが幸せになる選択肢だった。
そしてその結果とも言えるのが、アイルです。
そんなの、好きにならないわけが無い。
色んなことを重ねながら、アイル歌唱シーンで号泣していました。この時点でもう、ジュリアはただの担当アイドルじゃなく、自分がこう在りたかった人としても見るようになったんです。こんな人になりたい。憧れや尊敬で心がいっぱいでした。
この漫画を勧めてくれて、読ませてくれて本当にありがとう。

という事で、晴れて僕の担当にジュリアが加わったわけです笑

最後に…

ここまで読んでくれたあなた!
本当にありがとうございます!あんまり長文を書くこともないので読みづらい箇所だったり何を言ってるか分からなかったりするかも知れませんが、この熱い思いくらいは届いていると信じてます!笑
いつもはもうちょい短い文でTwitterでぽいぽい感想投げたりもしてるので、良かったら見に来てくれると嬉しいです!
では!次があるかは分からないけど!
また会いましょう!ぼーるぺんでした!!!

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