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立憲民主党②

 前回の続きになります、興味ある方は立憲民主党①もどうぞ

 【立憲民主党代表選

 少し前段が長くなってしまいましたが、立憲民主党の代表選に少し触れようかと思います

 自民党総裁選の少し前に行われる立憲民主党代表選は、現在のところ

・枝野元官房長官
・野田元総理
・泉現代表

の3人が立候補しています。
自民党と違い、顔触れがほとんど変わりませんが
・自称リベラル
・保守
・中道

の色分けは出来ます。
今のところパワーバランスは拮抗していますが、個人的には野田元総理が勝つのではないかと思っています。

 共産党と近いリベラルな枝野さんの当選は恐らくないでしょう、都知事選の蓮舫さんのようにリベラルを標榜する一部の熱狂的な支持者はいますが、幅広い支持には繋がらないと思います。
 何故なら、自民党総裁選後すぐに解散総選挙が実施された場合、枝野さんでは連合の支持も得られず、共産党以外の党との選挙協力も難しいでしょう。
 与党対野党では、総得票は拮抗しても、実際野党がバラバラなので与党が大勝してしまいます。
 もちろん政策、方向性の一致は必要ですが、あまりにもバラバラな闘いだと結果的に自民党を利するのは事実です。
 維新や国民民主と連携するか、共産党やれいわ新選組と連携するかを考えた時、より多くの議席を求める場合には前者との関係が重視されます

 また、泉代表は可もなく不可もなくと言った感じです、何となく良い人そうですが、正直あまりわかりません。
 数年に亘り、代表を務めていますが、印象に残るような政治的な結果には繋がっていません。
 自民党の支持率が下がるなか、立憲民主党の支持率が全く変わらないのは結果的にですが、代表の責任を問われても仕方ありません。
 恐らく、再選は難しいでしょう。
また、党内の支持基盤も弱く、党員からの支持もあまり期待出来ません。

 結果、消去法的に考えれば、野田元総理が代表に選ばれるはずです

 【野田佳彦って誰?

 来歴をざっと説明すると

 内閣総理大臣(第95代)や財務大臣を務めた人です、松下政経塾出身で、身内に政治家のいない、いわゆる叩き上げの政治家です。

 立憲民主党では数少ない保守派で、あまり知られていないですが、お父様が自衛官だったそうです。

 立憲民主党だけでなく、🇯🇵の政治家の中でも重鎮ですが、政策通でもあり、先の都知事選の総括も冷静に分析されていました。 
 論戦も得意で、人望もあります。

 そんな野田さんですが、総理退任後はあまり目立った活躍は見られません。
 恐らく、経緯はどうあれ当時の民主党政権を下野させた責任を感じ、表舞台には立たなかったのではないかと思います。
 恥知らずな政治屋の中で、数少ない政治家だと勝手に想像しています。

 それは、凶弾に倒れた安倍元総理に対する弔辞から野田佳彦という人の人柄がわかります。
 お時間があれば、是非弔辞を読んで欲しいと思います。

 少し話が逸れましたが、野田代表になれば共産党以外の勢力と選挙区調整を行い、与党との選挙対決が盛り上がるのは間違いありません。
 
 石丸さんが言っていた、政治のエンタメ化に繋がり選挙も盛り上がるでしょう。
 小選挙区制では、地滑り的な勝利も可能です、積極的に自民党を支持していない、いわゆる無党派層が動けば議席の大幅増も可能です。
 その為には、タコツボ化した政党では多数の支持は難しいです。
 ほとんどの有権者はLGBTや夫婦別姓、環境問題には興味がないからです。
 格差や貧困、消費税、物価高騰などに対する政策を具体的に掲げれば、今以上の支持が広がるはずです。

 思ったより文章が長くなってしまったので、③に続きます

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