日記 2024.5.13 本の話

なんと二日連続。三日坊主がこっちを少し驚いたような顔で見ていますね。何を言いたいんだお前は。黙っていてくれ。

タイトルをそれぞれの日記ごとにつけようかなって思っていまして、でも今日は特に何もないのでどうしようかなという感じです。書いていく中で何かいいのが思いつくのを祈りましょう。

そういえば昨日の日記にハートをつけてくれた方ありがとうございます。おそらく面識も何もない方でしょうがうれしいです。お時間奪ってしまって申し訳ないです。その方は読書が好きみたいなので、その人には届かないでしょうが僕の好きな本や作家さんでも書き連ねようと思います。

僕がおそらく活字中毒という病気になってしまったのは、はやみねかおる先生という作家に出会ったことに端を発するんじゃないかと思います。少年少女向けのミステリー小説を主にして創作をされていたはやみね先生の描く世界は、当時の何も知らない僕からしてみるとさながら真っ赤な夢のようでした。今でもはやみね先生の描く名探偵みたいになりたいものです。

そうしてミステリー小説にはまった小学生が次に読む本はそう、東野圭吾作品ですね。本格ミステリーからエッセイまでなんでも読みました。小学生には少し難しいお話もあったように思いますが、小学生で難しい本読んでるね~って言ってもらえるのがうれしくて、わからない言葉は調べたりしながら、面白く読んでいました。この行為が今の自分のそこそこの語彙力を支えてくれているのかなとも。

東野圭吾先生について、一番の魅力はその文体にあると思うんですよね。ぱっと見の癖ってあんまりないし、いたって平叙に情景を描いているように見えるんです。でもでもでもでも、あれは東野圭吾先生にしかできないと思っています。文章を読むだけで、その情景があまりに鮮明に、五感を刺激しながら頭の中に自然と入ってくるのです。これが僕が大きな苦も無く東野圭吾作品を読み続けられている理由なのかもしれません。

また、僕はミステリーを読む傍らでSFにも手を出していきます。まずSFの存在を僕に伝えてくれたのは椎名誠先生の諸作品です。父親の本棚から借りて読んだ椎名誠ワールドに憑りつかれ、その癖のある文体をよく真似ていたのをよく覚えています。そして星新一先生と邂逅します。多くは語るまでもありませんが、先生の作品は何篇読んだかわかりません。好きです。狂信の域であったようにも思いますが、間違いなく幸せでもありました。特に好きな作品を一篇挙げさせてもらうとしたら、、、
決まりませんでした。ほんとに今10分ぐらい考えました。決まりませんでした。これも狂った愛の故。

日本には三大SF作家がいるとされます。星新一先生はそのうちの一人で、日本SFの大家であるのは間違いのない事実でしょう。中学生ぐらいになった僕は、三大SF作家のうちのもう一人、筒井康隆先生の作品に触れました。小学生には少し早いであろう刺激の強い作品の数々は、何度読み返しても僕に強烈なインパクトを残していくことになります。その芳醇な語彙の美しさ、日本語の奥深さを改めて認識することになった瞬間になったかもしれません。

他にも例を挙げればきりがないほど多くの作家、作品に出遭ってきました。そのそれぞれを紹介していく必要はこれ以上感じないのでここで筆をおこうと思います。タイピングなのに筆をおくとは此れ如何に?そんな無粋な言葉は聞きたくありません。

あ、面白そうなハッシュタグがあったのでそれを消費

#名刺代わりの小説10選
そして五人がいなくなる/はやみねかおる
パラドックス13/東野圭吾
怪しい探検隊/椎名誠
ボッコちゃん/星新一
笑うな/筒井康隆
変身/フランツ・カフカ
マリアビートル/伊坂幸太郎
ルパンの消息/横山秀夫
新世界より/貴志祐介
夜のピクニック/恩田陸

それでは!



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