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ねこ背の坩堝。という話

工房で制作している日に、ガラスを溶かす坩堝が到着しました。


溶解炉の中に設置して、原料を入れて溶かす容器です。

真ん中の窯が溶解炉です。


ねこ背なのでねこつぼと呼びます。(持論)

かわいいよね。

工房の溶解炉の仕様で背中に穴あき。めずらしい。

穴あきは特注なので名前入り。



ねこつぼの使い方。

大きい方の穴から原料を入れて溶かします。

お砂糖(ガラス原料)がオーブン(溶解炉)で溶けて流れないようにグラタン皿(坩堝)に入れて溶かすような感じです。

可愛い入り口から溶けたガラスを巻き取ると言うわけです。

吹きガラス体験の時、なんやしらんけど、先生が棒を突っ込むとガラスが付いてくる穴です。

この状態でだいたい、1250度くらいあります。


坩堝は消耗品なので、定期的に交換します。
工房がたまにお休みするのはだいたいこのせいです。


おまけ

名前入りの坩堝が珍しくて写真を撮る人

調子にのって、穴の中でピースをする人





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