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時間の使い方

人生の残された時間を考えたときに、どう過ごしたらいいのか。
平均寿命からするとあと数十年ですが、年々体感として時間の経過がますます早くなったように感じているので、正直少し焦る気持ちがあります。

タイパ、コスパといった意味合いではありませんが、不本意な過ごし方はすべきでないなとは思います。結果としてそうなることがあるとしても。

若い頃は、誰かと会って遊んだり話したり飲んだり、定期的に会って友達関係を持続することを生きがいとしていました。ひとりでいたくなくて、友達に会う、恋人がいればべったりする。だけどいつもさみしさや虚しさを抱えていました。
なんの目的もなくただダラダラと時が過ぎていたと思います。だから人に依存して紛らわせていたけれど、結局そこに「自分の実体」がないから、透明人間のような状態だったんじゃないかと今は思います。

さて、時間の使い方のうち、仕事や家事はとりあえずマストとして置いておき、それ以外で、
◯人と過ごす時間
◯趣味の時間
について考えてみました。

「人と過ごす」
誰かとごはんを食べたり、飲んだりしながらおしゃべりすることですかね。
誰かと飲んだり食べたりするのは大好きです。ただ、相手は選びたいな(と言うと偉そうですが)とは思います。できれば有意義な会話が生まれそうな人と話したい。そうするためには、自分が相手にふさわしい食事相手にならなければなりません。といってもそんな堅苦しいものではありませんが、話していて、楽しいと思える人と時間を共有していきたいな、とは思います。

だから、気がのらない誘いは断る勇気を持ち、無理に関係を続けようとしないで、かといって切らないで置いておく、という選択もあるかと。

私がとても好きな関係のひとつは、高校時代の友人たち。1年に1回しか会わない、それ以外はライングループもほとんど稼働せず、たまに稼働してもみんな塩(笑)。ずっとそんな距離感でいる面白い人たちです。でも仲はずっといい。会えば各々が刺激をくれます。
彼女たちの特徴は、いい意味で「自己中」。全員それぞれが全然違うフィールドにいて、日本に居ない人たちもいる。会わなくてもお互いを思う気持ちがあり、大切にしている関係です。

「趣味の時間」
私の趣味は、読書、お菓子づくり、裁縫、旅です。コアリズムも入りますかね。あと推し活かな(小川淳也さん)。
「人と過ごす時間」と「趣味の時間」がかぶる人もいるだろうし、あえてかぶるように動く人もいるでしょう。例えば友人と一緒に登山する、映画を観る、恋人とテニスする、など。趣味が相手と自然と合えばいいですよね。もしくは趣味に引き込むとか相手の趣味に合わせにいくとか。
または趣味で出会った人と過ごす、これはあるとは思いますが、距離感をつかまなければなりません。だいたいバックグラウンドはちがうので、一定距離を保つ、ということですね。

一時は家族の趣味の将棋を教えてもらいさしていましたが、あまり上達せずに飽きました。相手の趣味に合わせる、というのも場合により無理が出て来るし、中々難しいものです。 
ですのでお互いの趣味を尊重しあう、が私の場合はちょうどいいかな、と思います。たまには付き合うし、人の趣味の話を聞くのは楽しいですけどね。

残念ながら私の趣味は、今のところ誰かと共有しにくいし、引き込む力もない。旅すら基本的に一人。こうやって書いているとさみしくなりますが(笑) 

それはさておき、趣味をする時間は人生において本当に大切な時間です。
ただ、時間は限られているので、いつもあれやこれややりたくて時間がなくなります。母親業もありますし、仕事もありますので残りの時間を駆使してやりたいことをやる。
読書は通勤中や、昼休みにちょこちょこする時もあります。とにかく読みたい本が順番待ちをしている状態です。
読書と並んで最も好きな趣味は、旅です。ずっと昔から好き。この2つはさらにコラボができますし、旅には必ず本を持参します。一人旅が好きな理由でもあります。
お菓子作りや裁縫も、手を動かし没頭できて無になれる大事な時間です。こちらも確保したい。

そんなわけで他にもやりたいこと(ずっと放置しているギターをやりたい、ピアノやりたい、またテニス習いたい、家の中を模様替えしたいなど)がいっぱいありますが、やりくりは本当に難しいですね。

まずは、時間泥棒であるスマホをいじる時間を削るところから、はじめないといけませんね。実に深刻な中毒です(笑)

何者かになりたい、そういう目標があるわけではありません。
何かを成し遂げたいのか、それも今は無いですが、少しずつ自分のやりたいこと、楽しめること、やるべきことなどが浮かび上がってきている状況なので、今はコレでいいのかなと思っています。
陳腐な表現になりますが、有意義な時間を過ごしていきたいですね。






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