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血液データの見方

🟠炎症の見方

・WBC(白血球) ;感染の際に上昇

Neut % 好中球には下の分化過程のことを言う。高いと感染症の可能性高い。
⇨band % 先にできる(未熟)
⇨seg % 完全体だから、感染したら先に免疫として使われる。
…bandが増えている事は、segが使われているため感染が強いと解釈する。



・CRP はピークが2〜3日。 (WBCより遅くピークがくる)

WBCが高くてCRPが低い時は、感染初期なので今後CRPが上がっってくる可能性がある。

白血球は感染。CRPは炎症。

●臓器からの見方
・肝臓
ALT 肝臓に多い、半減期長い→回復時期に高くなる
AST 他の臓器にもある、半減期短い→発症直後に高くなる

●尿からの見方

混濁;感染
赤っぽい ;腎尿路、糸球体
緑っぽい ;胆汁、緑膿菌
にゅうび ;ネフローゼ



🟠貧血

RBC 赤血球
Ht 赤血球の割合
Hb 鉄とタンパク質が結合。赤血球の中にある。6〜8週で正常化
   →SPO2は、還元Hb も含めた母数となるから、100%でも酸素化Hbが多いわけ         
    ではない。
MCV 赤血球の大きさ。貧血の予測に役立つ。
   →低値は鉄不足で小さいので鉄欠乏。高値は形成不良。の可能性が考えられる。
MCH Hb の含有量

Fe 血管内にある鉄
フェリチン 細胞内にある鉄
      →Feが正常でも低値だと、貯蔵が無い状況なので貧血になりやすい。
TIBC トランスフェリンも、鉄とくっついたものも含めたやつ
   →上昇していても、Fe、フェリチンが低い時は鉄欠乏貧血。
UIBC トランスフェリンだけ

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