ツキシロ

つい忘れがちな設定や用語を、さも誰かに教える口調で書きとめた個人的備忘録です。当面は手持ちのDTM機材についてまとめていくつもりですが、気がつけばなんでもありな落書き帳になっている可能性が高いです。

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つい忘れがちな設定や用語を、さも誰かに教える口調で書きとめた個人的備忘録です。当面は手持ちのDTM機材についてまとめていくつもりですが、気がつけばなんでもありな落書き帳になっている可能性が高いです。

マガジン

  • Scaler 2

    Scaler 2についての設定メモです

  • Cakewalk by BandLab

    Cakewalk by BandLabについての設定メモです。

  • Hardware

    手持ちのハードウェアについての設定メモです。

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    BIAS FX 2についての設定メモです。

最近の記事

Scaler 2:基本的な使い方

■はじめにScaler 2は、様々なコード進行を提案してくれる作曲支援ツールです。よくコードを知らない初心者でも使える!なんて触れ込みを目にしますが、出来ることが多すぎるあまりその操作性は思いのほか複雑であり、下手をするとただコードを鳴らすだけのソフトへと成り下がりかねません。 とは言え、様々なコードをボタンひとつで鳴らせるのはとても有益であり、適当なメロディからコードを提案してくれたり、多くのコード進行を知れたりと、その気になればコードを学ぶための取っ掛かりとなるのもまた

    • Cakewalk by BandLab:アーティキュレーションマップ(MODO BASS 2)

      ■はじめにMODO BASSはIK MULTIMEDIAが販売するフィジカル・モデリング・エレクトリック・ベース音源です。いわゆる物理モデリング音源であるため音が良いのはもちろん、様々な演奏技法をシミュレートしており、細かなニュアンスまでリアルに再現することが出来ます。 しかしながら、その操作方法はそれなりに複雑であり、特にキースイッチの利用は慣れるまで想像以上に苦労します。 ここではそれを少しでも軽減するため、アーティキュレーションマップを作成して利用する方法を書きとめ

      • Cakewalk by BandLab:アーティキュレーションマップ(Chord Triads)

        ■はじめにそもそもアーティキュレーションとは、音と音のつながりに強弱や変化をつける演奏技法のことです。例えばハンマリングオンやプリングオフ、スライド、グリッサンド、ミュート、チョーキングなどがそれにあたります。 昨今の音源では、これらをCC#(コントロールチェンジ)やKS(キースイッチ)として実現しているものが多いですが、メーカーによってその場所が異なるのはもちろん、ことキースイッチにおいてはノートナンバーを利用する性質上視覚的にも判断しづらいため、残念ながらお世辞にも使い

        • Hardware:iRig KEYS 37

          ■はじめにiRig KEYS 37とは、イタリアのIK MULTIMEDIA社から販売されていたMIDIキーボードです。37鍵(3オクターブ+1)という絶妙なサイズにベロシティ対応、バスパワー駆動でドライバも不要と打ち込み用としてはなかなかに重宝していますが、これもまたすでに販売終了となり、現在はiRig Keys 2がその後継として販売されています。 ■エディットモードiRig KEYS 37では、エディットモードにより下記の設定を施せます。 1.MIDIチャンネル

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        • Scaler 2
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        • Cakewalk by BandLab
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        記事

          Software:Beatmakerシリーズ

          ■はじめにBeatmakerシリーズとは、UJAMが販売するドラム音源プラグインです。2024年末現在BERSERK、COZY、CIRCUITS、DOPE 2、EDEN 2、GLORY、KANDY、NEMESIS、HUSTLE 2、HYPE、IDOL、RICO、VICE、VOIDの14種類が販売されています。ここでは共通操作を中心に、ちょっとした活用法などを書きとめておきたいと思います。 ■BeatmakerのダウンロードBeatmakerに限らず、UJAM製品はUJAM

          Software:Beatmakerシリーズ

          Software:Virtual Guitaristシリーズ

          ■はじめにVirtual Guitaristシリーズとは、UJAMが販売するギター音源プラグインです。2024年末現在AMBER、IRON、SPARKLE、SILK、CARBONの5種類が販売されています。ここではバージョン2の共通操作を中心に、ちょっとした活用法などを書きとめておきたいと思います。 ■Virtual GuitaristのダウンロードVirtual Guitaristに限らず、UJAM製品はUJAM Appを利用することによりインストールからオーソライズまで

          Software:Virtual Guitaristシリーズ

          Software:Utsbox MIDI Tool 2

          ■はじめにUtsbox MIDI Tool 2 とは、フリーのギターコードストローク生成プラグインです。いわゆるストラムに特化したツールであり、手動で行うには相当な手間が必要となるストロークの打ち込みを、キースイッチによりいとも簡単に実現してくれる有り難いプラグインです。 ■Utsbox MIDI Tool 2のダウンロードUtsbox MIDI Tool 2は公式サイトにて無料でダウンロードすることが出来ます。方法は簡単で、下記のサイトからUtsboxMIDITool2_

          Software:Utsbox MIDI Tool 2

          Software:mvMeter2

          ■はじめにmvMeter2とは、フリーのVUメーターです。アナログの音響メーターと聞けば誰もが想像するであろうアレです。もともと電圧により音の変化を針の動きで示すものであるため、デジタルにした時点でどう足掻いてもエミュレートでしかありませんが、DTMでマスタリングする際には決して有って損のないツールだと言えます。 ■mvMeter2のダウンロードmvMeter2は公式サイトにて無料でダウンロードすることが出来ます。方法は簡単で、下記のサイトからDownloadをクリックして

          Software:mvMeter2

          Software:Neural Amp Modeler

          ■はじめにNeural Amp Modelerとは、ディープラーニングを使用してギターアンプやペダルのモデルを作成するオープンソースプロジェクトです。ブラウザからオンラインでモデルの作成が可能となっており、Snapshot pluginと呼ばれるプラグインにて再生することが出来ます。 また、作成されたモデルはToneHuntと呼ばれるサイトで共有されており、自由にダウンロードすることが可能となっています。 なんて、これだけでは何のことやらさっぱりですが、簡単に言うとSna

          Software:Neural Amp Modeler

          Software:Youlean Loudness Meter 2

          ■はじめにYoulean Loudness Meter 2とは、フリーのラウドネスメーターです。それ以上でも以下でもありませんが、信じられないほど高価なラウドネスメーターが無料で使用出来るだけで有り難い限りです。ラウドネスノーマライズにより意図せぬ音圧へと変換されぬよう、適正なラウドネス値を見極めるためにも今後必須ツールとなるのは間違いないでしょう。 ■Youlean Loudness Meter 2のダウンロードYoulean Loudness Meter 2は公式サイト

          Software:Youlean Loudness Meter 2

          Cakewalk by BandLab:MIDI機器を接続する

          ■はじめにCakewalk by BandLabにおけるMIDI機器接続のための設定メモです。ここでは手持ちのiRig KEYS 37を使用しています。 ■設定場所1.MIDIデバイスの設定(デバイスの選択) 2.入力設定 3.録音設定 ■録音(リアルタイム)■録音(ステップ入力)

          Cakewalk by BandLab:MIDI機器を接続する

          Cakewalk by BandLab:ギターを接続する

          ■はじめにCakewalk by BandLabにおけるギター接続のための設定メモです。オーディオインターフェースはiRig Micro Ampを、ドライバーはiRig USB ASIO Driverを使用しています。 ■設定場所1.オーディオインターフェースの設定(オプション) 2.オーディオインターフェースの設定(デバイスの選択) 3.オーディオインターフェースの設定(デバイスの設定) 4.入力設定 5.録音設定 ■録音

          Cakewalk by BandLab:ギターを接続する

          BIAS FX 2:ToneCloudを使う

          ■はじめにBIAS FX 2スタンドアローン起動におけるToneCloudに関する設定および操作メモです。 ■ToneCloudとはToneCloudとは、Positive Gridが提供するオンラインコミュニティであり、ユーザがBIAS FX 2のセッティングをアップロードしたりダウンロードしたりする場所です。BIAS FX 2に統合されているため、基本的にはアプリケーションからのログインとなりますが、ブラウザによりサイトとしても公開されています。 https://pg

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          Amplitube 5:ToneNETを使う

          ■はじめにApmlitube 5スタンドアローン起動におけるToneNETに関する設定および操作メモです。 ■ToneNETとはToneNETとは、IK Multimediaが提供するオンラインコミュニティであり、ユーザがAmplitube 5のセッティングをアップロードしたりダウンロードしたりする場所です。Amplitube 5に統合されているため、基本的にはアプリケーションからのログインとなりますが、ブラウザによりサイトとしても公開されています。 ToneNET(サイ

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          Guitar Pro 8:ドラム入力を少しでも軽減する

          ■はじめにGuitar Pro 8のドラムトラックは五線譜表記であるため視覚的に判断しやすく、バンドスコア片手に打ち込むにはとても便利です。しかしながら、その操作性はお世辞にも良いとは言えず、なかなかに骨が折れる作業です。 ここではその作業を少しでも軽減すべく出来うる限り簡単に入力出来る方法を書きとめておきたいと思います。 ■マウスおよびキーボードによる入力Guitar Pro 8では、マウスまたは矢印キーにより目的となる場所へとカーソルを移動させ0キーを押すことで五線譜

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          BIAS FX 2:MIDI Commanderで操作する(ルーパー機能)

          ■はじめにBIAS FX 2スタンドアローン起動におけるルーパー機能に関する設定および操作メモです。BIAS FX 2のルーパー機能はマウス操作でも可能ですが、ここでは手持ちのMIDI Commanderを使用した方法を中心に書き記しています。 ■ルーパーとは多重録音したフレーズを繰り返し再生する機器または機能です。バッキングを録音して練習用に使うのはもちろん、リアルタイムに音を重ねてひとりセッションするなど、発想次第で多くの使い道が考えられます。 その操作は至ってシンプ

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