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VRCスクール10-2の日記その2 授業3日目~授業4日目まで

↑これの続きです。


3日目

水曜日は授業がお休みということで、一日空けて木曜日の授業。

ちなみに水曜日はクラスのDiscordボイスチャンネルに集まって雑談していたようです。というのも、自分は前後に予定があって30分ちょっとしか参加しなかったから。自分が入った時は、サナキさんがseikoさんに根掘り葉掘り聞かれてっぱなしでその様子がちょっと面白いなと思ったり。
あまりのマシンガントークさに会話に入る隙がないのでどうしようかなと思ってましたが、seikoさんが「アバターは改変してみたいけどプロジェクトがすぐ壊れちゃうから」と話していて、ならバックアップの説明でも言っておこうかと思い少し会話に交じることができました。

ヘビースモーカーというキャラが定着してしまったすづけ先生

木曜日の夜、教室にJoinすると早速やみてん先生が元気よく「おはよー!」と迎えてくれたので、今日も気持ちの良い気分で授業に臨むことができた。
徐々にシェルベージュさんの「ごきげんよう」という挨拶も広まりつつあって、このまま10-2全体に定着したら面白いなと思ったり。

この日は12人中8人出席と、徐々に空席が目立ちつつありますね…
各々の事情があるので仕方がないのは前提として、個人的にはやはりフルメンバーで授業を受けたいなという思いと、それとは別に少数ならば少数なりに密度の高いコミュニケーションが楽しめそうだなという期待感が入り混じったり。

この日のテーマは至ってシンプルで、写真をみんなで撮ろう!というもの。
今までのような座学中心の授業もいいですが、課外授業みたいな感じのものも楽しいですね。

撮影はチームごとに分けて行われます。私のチームはすづけ先生、シェルベージュさん、seikoさん(+私)の4人。

シェルベージュさんはXでVRCの自撮りとともにおはようポストをする、所謂「おはポス勢」なのもあってどんな写真を撮るか楽しみでした。
一方で、seikoさんは始めたてなのもあってカメラの操作に慣れてない様子。できる限りサポートをしつつも、是非一緒に学びながら撮影する楽しさを知ってもらえればなと。

ちなみに最初のワールドはこちら。

ワールド入ってすぐに見えるこの階段が良いなと思って、早速この辺で撮りましょうと提案。シンメトリー構図っていうんですかね、私のおはポスでもよくやるし、構図が分かりやすいためか皆からの反応としてのいいね数も伸びやすいんですよね。

何処から撮るー?と皆と相談しながら、頂上から撮ってみましょうと提案があったのでやってみることに。
「カメラがあると前に動けないよー」とseikoさん。自分の過去の経験から、ドローンカメラのFlyingモードが有効になっていて動けてないんだろうなと推測しつつ、アレコレ教えながらの撮影に。
seikoさんは感情などを表に出しやすいタイプのようで、一緒に会話していて楽しいですね。「撮れたよー!」とさりげない言葉でもどんどんと言ってもらえるとちゃんと反応が返ってきてるな、うまくコミュニケーションが取れてるなと教えてる側としても嬉しくなります。

ただただ正面から撮るのもつまらないな…と思い、咄嗟に立ち位置はそのままで画角を変えてみようと提案。

シェルベージュさんやすづけ先生からも「このアングルも良いね」と言ってくれたのが嬉しく思いました。それに続いて、「ここからも撮ってみたい」と声が上がったりして、良いきっかけ作りになれたかなと。普段は黙々とぼっちインスタンスでおはポスを撮ることが多いのですが、お互いに会話しながら色んな画角にチャレンジしたり、自分が考えつかなかったことを提案してくれるのが良いなと思ったり。
こんど久しぶりに撮影系の集会イベントに参加してみようかな、と思いました。

続いて、階段を登った先にある桜の木の下で撮影。
シェルベージュさんが岩に座るポーズを提案してくれて、一緒に並んで座りました。フルトラの調子が良くなくて調整に手間取る自分…
本当はちゃんとポーズを整えてたり3人の目線合わせたりとしっかり撮りたかったけど、まだまだ巡るところがあるので手短に撮影を済ませる。後から写真フォルダを見返してもこのへんはほぼほぼミスショットしかないね…
気を取り直して先に進みます。

更に進んだ先にある、丘の上の花畑みたいなとこ。きれいですね。
「シェルベージュさんみたいなお嬢様がとても似合いそうー!」って言ったらすづけ先生がお嬢様アバターになってくれて、そういう引き出しもあるんですねとビックリ。

真ん中に小さく写ってる黒い服の子がすづけ先生お嬢様Ver。ちゃんと撮っとけばよかったね。

木のベンチのところでも撮ってみたりとか。チームみんなの写真も撮りたかったけど、このアングル良いなとか思いつつ黙々と作業してしまった。
seikoさん、写せてなくてごめんね…!

隣においてあるぬいぐるみが可愛いなと思ったので、小物を使った撮影をしてみました。
この時はいい絵撮れたなと満足しつつ、次のワールドに移動。

続いてはホテルのワールドへ。

最初に皆が目をつけたのは、ロビーにおいてあるプレゼントボックス。

ふと提案で、蓋を開けたうえで中にはいってもらえますか?とすづけ先生にお願いしてみる。

なかなか良さそう!
過去のおはポスでもこういう構図を試したことがあって、何かとお気に入りだったのでやってみたかったんですよね。

自分も入ってみたり。

すづけ先生の提案で、生徒3人が入っての撮影をしてみることに。
seikoさんをこっちだよーと誘導しつつ、カメラここ置いてね、じゃあ撮るよと声掛けしながらパシャリ。
複数人で撮るときってやはり息を合わせるのって大変なんですが、ベストショットが撮れたらその苦労が報われたな、と思ったり。私はあまりうまく撮れてませんが、後から共有してもらったチームの皆さんの写真はどれもいい写真ばかりでした!

ロビーにあるエレベーターに乗り、頂上に行ってみようということに。

このエレベーターなんですが、最初はグローバルで皆一斉に動くものだと思っていたのですがそうではなく、各々個別にエレベーターのスイッチを押す必要がありました。エレベーターが昇り始めるタイミングが人によってバラバラなので、浮いてる人や沈んでる人が見えたりと面白い光景になってしまった。
後から昇ってきたすづけ先生が下に見えたので、手を振ってみたら振り返してくれた。ふと、これってシャッターチャンスじゃない?と思いすかさずカメラを構えて何枚か撮影。そのうちの1つが上の写真!

屋上など色んなところを探索しつつ、いい場所はないかと探して残り時間も少なくなってきます。

時間切れということで最後はロビー付近の場所で、みんなとパシャリ。
今度はちゃんとseikoさんも上手く写せました!

最後に皆で記念撮影をし、放課後となりました。

さて、本日の授業ですが1つ宿題がありました。授業で撮った写真をタイトル付きでクラスルームのDiscordチャンネルに投稿してね、というもの。
写真にタイトル付けるなんて普段やってないので、こういう試みは面白いですね。

最終的に出したいなと思ったのは以下の4つ。

①階段の上からみんなと撮ったやつ
②うさぎのぬいぐるみを使って撮ったやつ
③自分がプレゼントボックスに入ってるやつ
④すづけ先生が遅れて登ってくる、偶然撮れたやつ

①は、seikoさんの目線が合わせられなかったのと、先にシェルベージュさんやseikoさんが全く同じ場所の写真を投稿していたので却下。
で、最初は②か③にしようと思ったのですが、自分しか写っていない写真は、この授業で撮ったものとしては価値は無いのでは?と思い却下。普段のおはポスと同じで、自分だけの写真なら別に授業外の時間でワールドに行けばいくらでも撮れるよなぁと。
最終的に出したのは④の写真。決め手はこの授業の、その時のメンバーでしか撮れることはなかったよなということ。みんなで会話しながらワールドを巡っている中で偶然面白いシーンが生まれて、サッと構えて撮れたもの。たぶん、この4人で巡っていたからこそ生まれたんじゃないかなと。

写真を見返してみると何となくすづけ先生が手を伸ばしているように見えるのが面白くて、「Catch Me!」というタイトルを付けてクラスルームのDiscordチャンネルに投稿しました。

残りの写真達はおはポスとして供養されてもらいました。

授業の最後は昨日お休みされた天海もかさんの自己紹介で締めることに。折角なのでもかさんの自己紹介で感じたことなども書ければと。

  • 天海もかさん

普段の過ごし方は、イベント参加が中心。VRCはまだ初めて2ヶ月くらいとのこと。以前居たコミュニティは閉鎖的な空間だったけど、VRCでは色んなイベントやフレンドさんと関わっていきたい。
VRCのイベントに参加する時に大切にしていることとして、(イベントを)楽しむぞという気持ち。

これからもどんどん楽しんでいってもらえればな、と思いました。
もかさんの改変センスはとても高く、アバターはおそらく森羅ちゃんなんですが可愛く出来てるなと思っていて、誰かに改変を見せ合ったりして普段しっかりと楽しめてるのかな、とか思ってみたり。皆が興味を持ちそうなテーマだと思うので、ぜひとも授業の実践として自分の考えを言うことにチャレンジしていくと良くなりそうだなと。
改変の思いとか、好きなこと、趣味などをテーマに色々とお話を聞けたらいいなと思いました。

もかさんの自己紹介が終わり放課後へ。まずはサナキさんの提案でロビーにあった横長なコタツにみんなで入って撮影してみよう、ということに。

撮ってる時は面白い提案してくれるなぁくらいに感じていたのですが、日記を書きながらこうして写真を見返してみると、こういう写真が手元に残ってるのって良いなぁと。
集合写真自体は授業の終わりにいつも撮っているのですが、よくあるような横一列でない、普段と違った構図で撮るだけでも特別感がありますね。

その日はサナキさんの提案で、授業で使ったワールド(Hotel Shina-Shina)の作者のshinapoさんのもう一つのワールド、HARBOR Shina-Shinaに行くことに。

このワールド、予め設定されるBGMの音に合わせて街全体のあちこちで光り輝きます。その様子が綺麗だしかなり面白いなと。おそらくAudioLinkでやってるんですかね。音楽好きとしては、いつかこういうワールドも作ってみたいものです。

このワールドはバスに乗って街を一周できるような作りなのですが、車内の後方スペースにはふかふかのクッションのようなものが置いてあるスペースがあります。誰かから「パンケーキシェーダー(DynamicMochiMochiShader)を使ったギミックだよ」と教えてもらいました。
とても心地よいクッションなので、普段は放課後ワールドでは真っ先に寝落ちするやみてん先生がこのまま寝落ちするのかなと少しワクワクしてみたり。
やみてん先生、放課後入るやいなや顔が斜めに傾くんですよね。HMD付けたままベッドに寝転んだ時特有のアレですね。ですが、この日は意外とだいぶ遅くまで起きていたかと思います。

サナキさんの案内で、展望台のような場所に案内してもらいました。
車窓で見てきた様々な建造物が改めて一望できて、なかなかいい見せ方だなぁと思ったり。
誰かが壁沿いに向かってジャンプしてみると、壁に張り付いたままツツーっと移動できることを発見して面白いねってなって、皆一斉に真似することに。コツを掴んできたのか、段々とスピードを上げる人やどれだけ長く滑れるかを競い合うような雰囲気に。
誰かがアレコレしようぜで生まれる一体感もいいんですが、こういう偶発的な、意図せず生まれた一体感が個人的には大好きなんですよね。

再びバスの車内に戻ると、備わっていたプレイヤーで昨日の自己紹介を見返してみよう、という流れに。すづけ先生がプレイヤーで昨日のビデオを流し始めると、自分の声を聞くのが恥ずかしいー、みたいな声があちこちから上がってきます。
自分の声がイメージしてるのと違うように聞こえる、というあるあるなものですが、みんな思うことは同じなんだなと安心しました。

アメリア先生とサナキさんのカルキアちゃん。かわいい!

ビデオを流している途中ですが、夜も遅くなってきていることもあり解散の流れに。私も、自分の自己紹介の様子を見届けた後にインスタンスを離れました。
ちなみに自分自身の自己紹介ですが、そこそこちゃんと喋れたんじゃないかとは思いつつも、やはり主観で判断しちゃうので他人からどう思われてるかはよく分からないなと…この日記を見ているクラスメイトのみんな、良かったら感想教えてね!

4日目

今日は二回目の座学です。お題は「コミュニケーション講座その2」。
前回もそうですが、講座の具体的な内容は事前に知らされておらず、授業が始まるまで、何なら投影資料すらないのですづけ先生が口を開くまで全く分かりません。今日も授業なんだろなとワクワクしながら教室に向かいました。

今日も元気よくやみてん先生やみんなが出迎えてくれたので手を振ったところ、机においてあった中身入りのタンブラーを床にぶち撒けるというトラブルが発生。
急いで教室の隅でAFKになって床を拭いてました。授業開始までには間に合ったけど、時間前の交流はあまり参加できなかったな。

やみてん先生の落書きでタバコを咥えさせられるすづけ先生。割とやりたい放題。

前回は「感想を言う事、レシーバーになることの重要性と、感想を言うコツ」について学びました。
今回は「意味と意思の違いについてと、意思のより良い伝え方」について。

  • 意味と意思の違い

この授業では、コミュニケーションを「『意味』と『意思』を伝えるもの」として定義されます。
意味とは、辞書を引いて出くるもの。例えば「ネコ」の場合、ネコの意味は

食肉目ネコ科ネコ属に分類されるリビアヤマネコヨーロッパヤマネコ)が家畜化されたイエネコ(家猫、Felis silvestris catus)に対する通称

https://ja.wikipedia.org/wiki/ネコ

であるが、それを踏まえた上で、

「あなたはまるでネコみたいですね」と言われたとしても、あなたは食肉目の動物みたいに四足歩行するんですねとか、尻尾が生えているということを言いたい訳ではない。ここで言いたいのは、あなたは甘えん坊で気まぐれな人ですねということ。
つまり、文脈として含まれる、自分なりの考え方が出てくる部分が意思ということ。

面白い視点だな、と思いました。例えば、すぐ上の「・意味と意思の違い」から始まる丸々352文字の説明は、ただただ「意味」を延々と書いてるだけ。私の考えや思いは一切書けてないということです。
もしも「とあるVRCスクール在学生の体験記として」この日記を読んでる方がいれば、その人には価値が薄い部分でしょう。なぜなら、読みたいのは解説ではなく感想の方だから。人によっては退屈とさえ感じるかも知れません。ぶっちゃけ、私も自己添削で何度も読み返してますがこの部分は毎回読み飛ばしてます…!

会話を「意味」と「意思」で分けたうえで、より価値がある方、比率的に多いと良いとされるのは「意思」の方だよ、とのこと。
「『意思』の比率を高めに話せるようなコミュニケーションを心がけると良い」ということだと解釈しましたが、これも面白い視点だなと。例えば、所謂内輪ネタであったりとか、専門性の高い用語を「意思」として用いようとしても、ごく限られた相手にしか通じないのは容易に想像できることです。
もちろん解説のために用語の説明を挟むことでより多くの人にも伝わりはしますが、いちいち説明の入る会話、つまり「意味」が多く占める会話というのは恐らく退屈になりそうだなと。

初対面を含む、より多くの人に自分の「意思」を伝えるためには相手が理解できる話題を見極める必要があるなと思いました。「この人もこれくらい知ってるだろう」という思い込みで、安易に内輪ネタや専門性の高い話題を見ず知らずの相手に振るのは危険、ということかもしれません。一方で、リスク回避として誰にでも伝わるような無難な単語だけを選ぶのもいいですが、それだと自分の考えや人となり、個性の部分はあまり伝えられないなと。
次第に相手と打ち解けていく過程でお互いの興味関心が見えてくると思うけど、それらの情報を使ってお互いの考えの部分をより深く喋れるようになっていけるのが良いんだろうな、と理解しました。
要は、相手をしっかりと観察しよう、思いやろうってことなのかなと。

私はネットの性格診断ではよく「外向的」、すなわち自分自身の気持ちよりも他人への興味関心のほうが勝るタイプと判定されることが多く、実際無意識に他人の気持ちを優先してしまう所はあるなと自覚しているので、おそらく100%ピュアな感想を今後言えるようになるか、と聞かれると難しそうだなと。でも0%か100%かではなくとも、少しずつ批評から感想のスタンスに持っていければそれでもいいかなと思いました。

VRCスクール10-2の日記その1 入学式~授業2日目まで - むんすり

そう考えると、前回の授業で私が考えていた所はそこまで外していなかったものの、一部間違っていたところもあったなと思いました。100%ピュアな感想というのは「自分が考えていることを相手に嫌われるリスクを承知でありのまま話す」というイメージで使ってましたが、大事なのは相手への配慮ですから、「相手への配慮」と「自分のありのまま」の丁度良い塩梅を狙えるようになるのが最終目標なのかなと。

  • 意思のより良い伝え方

前回の授業にもあったように、意思を伝えること、すなわち自分の意見や感想を言うことはリスクがあります。100人中99人が好きな物を「俺は嫌いだ!」と言うのは怖いよね、ということ。

意思を伝えるのが怖いという人に向けて、すづけ先生は「カニの話」を始めます。
みんな好きなものを食べたいわけで、嫌いなものを食べに来るわけじゃない。カニは独特な風味や匂いがあって、それは言わば個性のようなもの。その個性が好きな人もいれば、それを嫌う人もいる。
より多くの人にカニを美味しく食べてもらうためにはどうすればよいか?
すづけ先生は「あなたができることは2つ。美味しいカニになること、美味しく調理すること。魅力を増やして欠点を補い、より良いものを相手に提供しよう。」と続けます。

美味しく調理する、という例えは分かりやすい気がしました。必要なことは、まずはそもそもカニが「美味しくない」と感じる人も中にはいるものだ、と自覚することかなと。その上で、その人が美味しいと思ってもらえるためにはどうすればよいか?を考えることなのかなと。
ちなみに、授業中に「カニが好きな人?嫌いな人?」と挙手でアンケートを募ってましたが、好き:嫌い=9:1くらいで考えてましたが実際には7:3くらいだったと思います。つくづく主観って当てにならないなぁと。

また、授業中にすづけ先生の言っていた「何もしない、感情を出さないのは楽なことではあるけど楽しくはない。」という言葉が印象的で、これを言われてハッとしたことがあります。
それは、学園系イベントで使うアバターのこと。今回のVRCスクールではティコちゃんを使っていて、この子も可愛いし使っていて満足はしているんだけど、本来の自分が好きなもの、自己表現したいものは別にあります。本来私が好きなのは、ケモノ系と呼ばれるアバターであったり、デフォルメ系のちっちゃなアバターであったり。
VRCスクールの説明会を受けて、周りを見渡しても身長の高い美男美女アバターばかりで、これじゃ誰にも受け入れられないだろうな…という思いで、より皆の嗜好に近そうなアバターを無意識的に選んでしまっていたかも知れません。

ですが、周りの皆と全く変わった風貌のアバターでも受け入れてもらえるようになれるかもしれない、そんな魔法のようなコミュニケーションの方法をVRCスクールで学びました。

それは、そのアバターの「好き!」を、相手が理解できるように、魅力を感じてもらえるように伝えること。

日記を書いていて考えたことは、自分の好きを伝える手段は言葉だけじゃないかもな、ということ。思い返せば、自分がこの人のアバターいいな、と思えた人は実に様々な方法でその魅力をアピールしていたなと。
Tシャツに流行りのネタやコラ画像を入れてる人、手を合わせると肉球マークのパーティクルが飛び出てくる猫ちゃん、去り際にグラボに乗って飛んでいくRTX4090使いの人…
今まで小物やアバターギミックを仕込むことの意義を見出せなかった私ですが、次に初対面の誰かと話す時は何かしらのギミックを見せても良いかもな、と思いました。

皆と合わせることももちろん大事だけど、楽して無個性・無感情のままでいるのはつまらない。自分の感情や個性をより良い形で活かしながら出していくこともできる、そう授業で学びました。感情や個性を積極的に出していくことが自分にとって楽しいかはまだ分からないですが、少なくとも今までとは全く異なる体験はできそうです。
今度どこかのイベントする時は、思い切って自分が美味しいと思える「カニ」を持ち寄って、皆の前で美味しく調理することに挑戦してみるのもいいかもですね。

授業全体を通して思ったのは、前回よりも難易度が上がってきたなということ。具体的には、前回では「自己紹介のために○○を学ぼう!」と具体的な目標設定が用意されていたのに対し、今回は「授業の内容を実際に取り入れるか否かはあなた次第」というようなスタンスだったかと。ここから先は各自で目標設定して取り組んでくれ!みたいなメッセージでしょうかね。
後は、前回は「皆の前で行う自己紹介」という1対多のコミュニケーションで役立つ内容だったのに対し、今回は主に1対1のコミュニケーションに関するものだったかなと。より良い形で意思を伝えるにはグループ全体の共通認識みたいな考え方も大事ですが、より歩み寄って一人ひとりの相手に合わせた伝え方が必要になってくるのかなと思いました。


座学は30分程度で終わり、余った時間は前回と同じくグループディスカッション。今回もフリーテーマで、未凪斗さん、もかさん、私の3人で雑談をしてました。
今日が1週目最後ということで今週どうだったーとか聞いてみたり。後は、放課後ワールドの選定はいつもサナキさんに任せっきりだったなという思いで「どんなワールド行ってみたい?」とか聞いてみたりしました。

放課後に入ると、雑談中にオススメしてもらった花火のワールドに皆で行こう、という流れになりました。未凪斗さんの出してくれたポータルに皆で移動。

ワールドはこちら。

BGMに合わせて花火が打ち上がるワールドです。
私は以前来たことがありますが、初見の方も多いのか「綺麗」や「実際の花火は音が嫌いだけどこれは音がなくて良い」とか、いろんな感想が湧き上がりました。
後日未凪斗さんと話していて思ったのですが、10-2の生徒の方はVRCを長くプレイしてる方も多いけどこの時は「このワールド来るの初めて」という方が多かったよなと。趣味嗜好の違う者同士が集まって、普段使うワールドや知ってるワールドの範囲も人それぞれだろうし、お気に入りのワールドを見せ合うのも楽しいだろうなと思ったり。

曲目が一巡したところで、やみてん先生をはじめ寝落ち寸前な人も増えてきたので寝室のあるワールドに移動します。

こちらのワールドも初めてな人がいたのか、ほのぼのしたワールドなのに誰かが「何か鳴き声聞こえたんだけど!」と少し怯えている様子が面白いなと思っちゃったり。確かに初見はビックリするんですけど、ワールドギミックで大きなクジラが空を飛んでいて、そのクジラの鳴き声が正体なんです。

金曜日なんだからまだまだ楽しむぞ、と言うものの仕事疲れで満身創痍なサナキさんを寝かしつけようとひがしさんが色んなお歌を披露してくれました。さすがVTuberをやってる方といった感じで、とても上手で癒やされます。ちなみに何曲か歌ってる最中に次々と皆寝落ちしたりイビキが聞こえてきたりする様子が見ていて面白かった。


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