よみあいこ 3
昨夜、一緒にすごした作品は
『たなばたにょうぼう』
七夕の由来のお話
わたしの誕生日は七月七日
七夕に特別な思い入れがあります
わたしが知っていたのは
たぶん、みなさんも同じ
機織りが得意な織姫と牛飼いの彦星の物語
この「たなばたにょうぼう」は
織姫・彦星のお話とはちがい、
天から地上に降りてきた「たなばた」と男の話
興味深く読みました♡
読後、娘が気に入ったと伝えてくれたのは二つ
ひとつめは
見開きであらわされた天の川のページ
「絵がとってもきれい!」
「うんうん!こことってもきれいだよねー
天の川 版画でこんなに美しく表現できるんだね」
もうひとつは
キツネに助けられて
男が天に向かって空を飛ぶシーン。
男はキツネのアドバイスを受けて
大きな羽を手作りし、キツネの助けで
空に大きく舞い上がるのです。
好きな理由を聞くと
「わたしも飛びたい!」
「そうか!飛びたいんだ!そうだよね、飛んだら気持ちいいねー」
「とりっぴーみたい!」
「とりっぴーって何?あーちゃん、知らない
とりっぴーってて鳥?教えて~」
「う・・・・・ん まぁ いいや」
説明をするのが難しいと感じ、伝えることをあきらめた様子
ネットで調べると、とりっぴーが出てきました。
「調べてみたよ しまじろうに出てくるキャラクターなんだね」
「そう!! ユーチューブでみてる!」
娘の声が弾みました
やっぱりこうやって誰かに伝わるとうれしいよね
わたしに近づいてきて、背中にペタッとよりかかり
検索して出てきたサイトを一緒にみました
「名前は、空野とりっぴーって言うんだね」
「とりっぴーはあってるけど、ソラノはちがうと思う」
Youtubeで動画をみると、娘のテンションがさらにあがりました
「そう!これ!!」
「これがとりっぴー へー!
教えてくれてありがとう
あーちゃんもとりっぴーを知れてうれしい」
「うん!」
伝わったらうれしかったという経験が
大変と思う気持ちを超えて、
言葉を探し、伝えようとするエネルギーになるといいなぁ!
『たなばたにょうぼう』
文: 常光 徹さん
絵 : 野村たかあきさん
出版社: 童心社
たなばたにょうぼう|数ページ読める|絵本ナビ : 常光 徹,野村 たかあき みんなの声・通販 (ehonnavi.net)
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