ヘカテー16　お金は逃がすお金とチーム化させるお金に分ける

貯金をしたい時の技です。

お金は集まると性質が変わります。
100円より1万円、1万円より5万円ではできる事が飛躍的に変わります。
お金を逃がしたくない時は、チーム化させることが大事です。

無闇に100万円貯めたいと思うよりは、もっと具体的に「家賃+光熱費+食費の一ヶ月分」と考えて1単位にする。
それを2単位用意する、というふうに考えると、お金を貯める事が具体的になります。
自分にとって一番大事な単位を考えましょう。
具体性のない闇雲な貯金は、現代ではあまり有効ではないのです。

またお金を貯めるには、最初から細かくして逃がす分と、チーム化させて動かさない分に分けておくのが効果的です。

逃がすお金は必ず生活にかかるお金です。
ここをきちんと逃がさないと、お金のまわりだけではなく生活そのものがつまって健康や人間関係にも影響が出てきます。
無駄な出費は確かに抑えるべきですが、お金をちゃんと逃がさないと余計な厄を貯める事にもなります。
（逃がすお金は生活に必ず必要なお金の事で、無駄遣い予算とは別のものです）

お金を貯めようと使わない事にばかり心を配ると、とてもストレスがたまります。最初からお金はある程度は逃がさないと意味がないものという認識を持っていると、関わり方はもっと心穏やかになってくるでしょう。
そしてどうせ逃げるお金なら一番いい所に逃がしたい、一番いい理由で逃がしたいと考えられるようになれば、家計のお金の流れが変わってきます。