下弦の月・ 社会の時間に反逆しなくても自分のリズムは取り戻せる
今日2/26は下弦の月です。
次の新月は3/7。今回は満月から下弦の月までより、下弦の月から新月までの日数の方がちょっと多めです。
月のリズムは、こんなふうに一定ではありません。
いつもとてもイレギュラー。
かと思えば、しばらく毎回一週間ごとに節目が来たりします。
この曖昧さが、きちっと管理されたカレンダーで生活している人たちにとってはとても役立つのです。
与えられた社会の時間の中でうまくやること＝成功？
今の社会で生活している人は、というとつまり今生きている全ての人ってことになるのですが、社会に与えられた時間割を生きています。
学校に行っている人、働いている人は曜日や電車の時間、登校や出社する時間、全て決められています。
その決められた時間の枠は、カレンダーに従っています。
今は働いてないから関係ないわ、という人も、そうは言ってもテレビ番組やラジオ、他にもいろんなことがカレンダーに従って動いているので、その影響を受けざるを得ません。（今日が何曜日だったかくらいはすぐ忘れちゃうかもしれませんけれど）
この「社会から与えられた時間の中でうまくやっていけ」というのが、私たちが子供の頃から親や先生に「早くしなさい」「時間通りに来なさい」「五分前行動」などと言われてきた大きな理由です。
社会の時間でうまく動くことが、現代で生きるということと言い換えてもいいくらいです。
でも、人間はかなり個人差があります。
そうは見えないかもしれないけど、時間の感じ取り方は全員違うといってもいいと思います。
だからこそ、統一の時間で動くことをあれほど訓練させられたわけです。
そのせいで、なんとなく自分の時間感覚を失ってしまった人も多いでしょう。
もう自分の起床時間は地下鉄の時間に合わせて決まっている、なんて人もたくさんいると思います。
この社会の時間＝他人から与えられた時間で暮らすことで、問題がないうちはいいのですが、たまに社会の時間ではうまくいかないことも出てきます。
疲れた時、病気でしっかり休養が必要な時などは特に。
また、いいものを作りたいという時に必要になる時間というのはこれもまた人によって違います。早い方がいいものを作れる人もいれば、5倍くらい時間をかけるとすごく良くなる人もいます。
今の社会の時間を否定せずに自分の時間を取り戻す
この時大切なのは、自分の時間感覚がちゃんとあるかどうか、ということだと思います。
社会の時間をぶっ壊せ！とかやらなくても、なんならちゃんと社会の時間で生活しながらでも、自分の時間をちゃんと持っているということです。
それを取り戻すのに、月の満ち欠けリズムはとても有効です。
新月・満月で節目を作って、しっかり手帳を書き直す時間をとる。
この日は特別だからと、いつもはなかなか行けないカフェに行く。
世の中の節目とは全く違う、単なる平日の火曜日、それでも自分にとってはちゃんとした節目として扱っていくと、
「社会の時間に従わなくても、自分の節目はちゃんと作れる」
「社会に反逆しなくても、自分のサイクルをキープすることができる」
「自分の時間を持つことは何かを犠牲にしなくても大丈夫なんだ」
という経験が積み重なっていきます。
とっても些細なことです。
なのですが、それがとてもジワッと存在感を増してきます。
月のリズムは曖昧で、社会のリズムにはまったく沿っていません。
でもそのリズム自体は完璧に整っています。
最初は、このイレギュラーな形が違和感を持っているかもしれませんが、その違和感こそが最大の効果を発揮するのです。
できれば、ふつうの手帳（マンスリータイプがおすすめですが、いつも使っているものがあればそれがいいです）と、ムーンプランナーを並べて同じ予定を書き込んで見比べてみてください。
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下弦の月から新月まで
下弦の月から新月にかけては、不要なものを捨てて新しいもののための準備をするのに向いている時期です。
角質除去や、歯石取りなどもいいので歯医者さんに行くのもおすすめ。
捨てるか捨てないか迷っていたものはここで判断しましょう。ここで捨てようと思ったものは、捨てるべきものということです。
もちろんお掃除もボーナスタイム。いつもきちんと掃除しない人も、新月までには１回は掃除しておきましょう。
いつも掃除しているよという人は、いつもは掃除しない押し入れや引き出しの奥などにチャレンジです。
新しいものをおろすのは、新月以降に取っておいて、手元にあるもので工夫して使い切る時期。
また、新月前に大きなことがはじまる事も、意外に多いと言われています。
大きなことは、プレオープン的な事前内覧会のようなことが必要になりますが、そういうスタートが起きやすいようです。
新月以降がグランドオープンということで、先に始まったことはそれがそのタイミングなので「予定と違う！」と焦る必要は全然ありません。
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