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なんとなくおすすめしてみる。

今日は日記以外におすすめもしてみる。

私の娯楽といえば、ものづくり以外にNetflixを見ることなのですが。これをおすすめしてみる。

「Half of it」というNetflix制作の映画。
最高なのだけど邦題は謎のダサい副題がついている。

なんとなく見たけれど良すぎてびっくりした。
右の彼女が主人公。成績優秀で何人ものレポートの代筆を生業(?)にしているエリー。その彼女に左の彼。ラグビー部の補欠部員ポールはラブレターの代筆を頼む。宛先は写真正面の彼女、アスターへ。でもね、でもなんですよ。思いの矢印はポールからアスターへ、だけじゃない。
プラトンの饗宴等の哲学だったりそれぞれの自分との対話をベースに話は進んでいく。セクシュアリティとか自分のルーツとか、自分の信仰する宗教とか将来の夢とかそもそも夢を持てない状態とか、どうしても解決できない悩みとか。その全てを自分が自分と対話して考えて、「自分の言葉」で語れるようになるまでのお話。最初にエリーが言うようにこれはラブストーリーじゃない。そこがポイント。
自分の言葉で語るって難しいわけです。そもそも言葉って難しい。言葉がないと思考することができない=人は言葉によって思考してると思っている。孤独という言葉を知ることによって人は孤独を知り、感じるようになる。同じようなことが全ての言葉、思考に言えると思う。そもそも言葉を「使える」ようになるのは簡単だけど「うまく使える」ようになるのは難しい。それを自覚して思考につなげて語る。ってことはさらに難しい。それは学校にいたら必ず身につくと言うわけでもなく…というか「学校で必ず身につく物」ってあるのだろうか…それは百人いれば百人違うだろうし1つの教え方で百人に通用する物なんでない気がする……。
話がずれたけど。とにかくそんなお話だと思う。すごく満たされた気持ちになる。自分は他者とこんなして関わってるのだろうか。よくわからないけどそうだったらいいなと思う。
ちなみにこれをみてアスター役の方とエリー役の方のファンになりました。

ぜひ見てみてください。


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