200512 作る人
作る人。もっというと作り出す人に圧倒的な憧れがある。本を書く人、舞台を作る人、絵を描く人、踊る人、編む人、織る人、考える人。料理する人、そたでる人。人じゃなくたっていい。木とか、植物とか、雨とかもすごいと思う。消費するんじゃなくて何かを生み出すひと。それは新しいものだけじゃなくて伝統を継承するということもそう。そういうひとにわたしもなりたいとずっと思っていた。
今までたくさん編み物をしてたのは結局自分で編み図を作り出したかったから。縫い物に長らく手を出していなかったのは自分で製図ができないから。休みの間布と触れ合っていてふと気づいた。ははーん。そういうこと。いくら人が作った編み図を編んでも、本屋さんで型紙買ってきて服作ってもなんとなく釈然としない。自分で一から生み出してみたい。しっかしいくらやってみても人が作った型紙でさえうまく写せない。大雑把すぎて。そういうところあるのですよ、わたし。ま、ちょっとずれてもいっか!ハハハ!っておおらかじゃ行けないとこでおおらかになっちゃう。もっとおおらかでいなきゃいけない場面あるだろ。自分。
でも、製図ができないっていうのは思い込みだったみたいだ。さっき机と向き合って一呼吸ついて(失敗してもいいから…。その時はその時だから。)と言い聞かせながらやったら案外できた。いやできるじゃん自分。誰かが生み出した型を使ってだけど。
大人になっていくっていいなと思う。こうやって挑戦するタイミングがいっぱいある。自分の苦手なことを乗り越える時が。どきどきする。なんとなくがんばっていったら自分で、自分の方で服を作れるような気がする。なんとなくこれは学びたい、学ぶべきなのかも。と思う。
もしかしたらいつか、ひょっこり誰かにお洋服を作ってプレゼントするかもしれないけれど、もらってくれたら嬉しいなと思う。そういうのしてみたい。
もっともっといろんなものを作るひとになりたい。
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