_雨

「四月の雨」

四月になった。

四月は尾崎豊の命日がある月であり、
大好きな彼の詩(「四月の雨」)の題名にもなっていて色々と思う所がある。

何しろ私は一時期、
彼の生まれ変わりだと思うほどに尾崎豊に傾倒していたのだ。
音楽を聴いたり、詩集を読んだり、写真集を見たり、
何度となく渋谷の歌碑に行ったりもした。


亡くなってしまって、もう触れあうことは出来ないが、
ずっとその存在と歌を忘れないでいたい。
忘れられる、ということはある意味「死よりも死」だから。

そして、触れあえる人達とはもっと触れあって生きていきたい。


尾崎豊自身、「四月の雨」をこう結んでいる。
『君の心の叫びは、すべての物との関わりの中から生まれるんだ』と。

生きているんだということを、
ここにいるんだということを、叫びつづけよう。

四月の雨はどこか哀しく、そして優しい。

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