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vsいわてグルージャ盛岡注目選手紹介

日時:4月16日(日)13:00K.O
場所:ロートフィールド奈良

【グルージャについて】
2003年設立。2013年にJ3リーグへ参入した。はじめは「グルージャ盛岡」だったチーム名も、県内33市町村をホームタウンとしたことから2018年に「いわてグルージャ盛岡」と名前を変えた。
2021年にはJ3で2位となり、チーム初のJ2昇格を成し遂げた。しかし、2022年は9勝7分26敗、リーグ最多の80失点で最下位。1年でJ3に降格した。
今シーズンからチームの指揮をとるのは松原良香監督。サッカーの街、静岡県出身の48歳。「アグレッシブで攻撃的なサッカー」を展開する。その効果もあり、6試合を終えて11得点5失点、3勝2分1敗で現在3位。

【注目選手】
「失点をせずに複数得点で勝利する」そんなチームの要となる選手をピックアップして紹介していこう。

①宮市剛選手(No.18/FW)
チーム在籍6年目の最古参。かつて、JFLのMIOびわこ滋賀(現:レイラック滋賀)に在籍していたこともある。兄は横浜F・マリノスに所属する宮市亮選手。2020年から2022年まで、FWからDFへコンバートしたが、今シーズンは主にFWで出場している。
怪我に悩まされたシーズンも多かったが、今季は開幕戦から右SHでスタメン出場。6試合を終えて3得点を挙げる活躍をみせている。なお、宮市選手が得点を挙げた試合はいずれも勝利している。
宮市選手のストロングポイントは高さだ。ここまでの得点は全てヘディングで決めている。185cmの長身+跳躍力が生み出す高さは脅威となることだろう。

※4/8のSC相模原戦では右SBで出場。このまま次節も同じポジションで出ることとなれば西田や嫁阪とのマッチアップが実現しそうだ。

②新保海鈴選手(No.48/DF)
レノファ山口より期限付き移籍で今シーズン加入したニューフェイスだ。左SBでスタメン出場し、開幕戦では4得点に絡む大活躍をみせた。
新保選手の特徴は左足から繰り出される正確なキック。第1節ではFKを直接ゴールへ叩き込んだ。おそらく、CKやFKでキッカーを務めることになるだろう。位置にもよるが直接ゴールを狙えるセンスを持っている。サイドチェンジも要所で使うことができる、テクニシャンと言っていいだろう。
昨シーズンはテゲバジャーロ宮崎に所属していた。西田とは元チームメイトだ。昨年は1ゴール3アシストという結果だったが、開幕戦でそれと同じ結果を残した。目が離せない存在となることは間違いない。

③和田昌士選手(No.7/MF)
在籍3年目。2021年の夏にSC相模原から期限付きで移籍、2022年に完全移籍した。移籍直後からスタメンに名を連ね、2021年の昇格に大きく貢献した選手だ。
和田選手は運動量が凄まじい。今季はトップ、トップ下のあたりでプレーしているが、前へプレスをかけに行くし、後ろに戻ってディフェンスもする。攻守に渡ってチームを支える柱となっている。
今シーズンはここまで3ゴールをあげている。足元の技術は申し分ない。どこにいても果敢にゴールを狙ってくる。隙を見せてはならない。

昨シーズンから大幅にメンバーを入れ替え、見たことのないチームに生まれ変わった。1年でJ2へ戻ること、そして何よりJ3で優勝すること。志高き白の選手たちの躍動は、まだ始まったばかりだ。

お互いのチームを知るわたしにとって、この対戦は非常に楽しみにしている。いわてグルージャ盛岡がどんなチームなのか、当日楽しみにしていてほしい。

※ちなみに、グルージャでわたしが推している選手はMF弓削翼選手(No.8)とDF田代真一選手(No.5)です。2人にもぜひ注目してください。