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今の気持ちを、ただ、そっと。

J3も前半戦が終了しました。
待ちに待った日をいよいよ迎えようとしています。

同じカテゴリーで戦うことになった今シーズン、一番楽しみにしていた試合です。
奈良で地元チームを迎えた前半戦は奈良クラブに軍配が上がりました。

後半戦初戦
地元のスタジアムに奈良クラブがやってきます。

わたしにとってホームスタジアムであるいわぎんスタジアムで"アウェイサポ"として応援する日がやってきました。

一人の選手を追い続ける今でも、わたしにサッカーを支える楽しさや喜びを一緒に分かち合う楽しさを教えてくれたのはいわぎんスタジアムであり、いわてグルージャ盛岡というチームであることに変わりありません。

このチームを観ることがなければ、個サポをすることもなかった。
再びサッカーに熱が入ることもなかったでしょう。

この場所で、好きなチームが対戦する。
どんな気持ちで迎えるのか、少し前の自分には想像もつきませんでした。

好きなチーム同士の対戦だから引き分けで、と思っていたときもありました。

ただ、そんな中途半端な気持ちで応援していて、後悔するのは自分なのではないかと思い始めました。


自分が試合に出るわけでもないのに、ずっとソワソワしていて落ち着かない。
メンバー入りしてるかなんて分からないから、ドキドキしている。これは毎試合だけど。
きっとこの緊張の糸が切れるのは、試合終了の笛が鳴った瞬間なんだと思います。

好きな選手がサッカーをしている。
それ以上の幸せはないだろうし、それ以上をわたしが求めることはしたくない。

でも、一つだけ。

そろそろ頑張りが報われてほしい。

頑張っている姿が、たくさんの人に伝わってほしい。

"試合に勝てるように"
"サポーターの笑顔が増えるように"

『奈良クラブのために』

あまり発信をしないけれど、その思いが強いことをいろんな場面で感じています。

試合に出るようになってから、わたしの好きな選手を観てくれる人が増えました。期待してくれる人が増えました。

距離が近いが故に、その期待や周りの声はきっと本人の耳に届いているんでしょう。

早くその気持ちに応えてあげたいよね。

わたしにできることなんてほんの一握りしかない。
わたしが頑張って、その努力が報われるのなら、這いつくばってでも、死んでもそれをやってやる。

でも、そうじゃないから。

あと一歩を踏み出せるように、静かに後押ししてあげるだけ。

やることはいつもとなんら変わらない。
平常心でいられないだけで。

さぁ、ついに迎える対戦のとき。


勝ったら嬉しい、負けたら悔しい。



この文章の主語は"奈良クラブ"



わたしが全身全霊でエールを送りたい人はそこにいる。



一緒に戦うよ、明日も、この先も。