誕生日じゃなくても

今年の6月10日はなんかまとまった文章書けたらいいな〜って考えてたけど結局忙しくてできなかった。当日はじんわりおめでとうの感情に浸りながらちまちまツイートして、お母さまとのツーショには外野ながら思わず感極まってしまった。まとまった文章のパーツとして書き残してた下書きたちは来年にお預けだなと思ったとき、別に来年じゃなくてもいいことに気が付いた。

ツイートだろうがnoteだろうが本人に届くわけもないし自己満の領域なんだけど、こういうのって私的には祈りみたいな感覚だから、誕生日とかの節目の時に書くものだと勝手に自分を縛っていたのかもしれない。普段はそこまで信心深くないけど、初詣に行くとなんとなく真剣に拝んでみるのと同じような気持ち。絶対的な効果があることを期待してるわけじゃない、それでもやらないよりはやりたい、みたいな。

良くも悪くもアイドルとファンは所詮他人だよねって最近改めて考えることが多い。

どうしたって私たちはアイドルを本当の意味での家族とか友達みたいな存在に入れることは難しいし、あっち側からしてもそうだろうし。アイドルから見たファンは個人個人じゃなくて大きなまとまりとして捉えることの方が圧倒的に多いと思う。もちろんなあなあじゃなくてきちんと見ようとしてくれることもわかってるけど、でもほんのたまに、ファンの皆さんって呼びかける時のファンの皆さんはどういうものを想像してるのかなって立ち止まることがある。それが嫌だとか受け入れられないとかそういう強めのエネルギーがあるわけじゃなくて、ただぼんやりと柔らかい虚しさを感じて、そんな思考になる自分に苦笑いする。よくファン側の心構えとしてアイドルは偶像だよっていう類いの話を聞くけど、アイドルから見たファンも偶像のような側面があるんじゃないかな〜なんて考えたりもする。

だけどもちろんこれはアイドルを自分の中の深い大切なところに位置付けることへの否定とかじゃない。私だってSEVENTEENに助けられ、励まされ、笑わせてもらってきたカラットのひとりだし。家族とか友達みたいなリアルな質感になれないとしても、アイドルとファンっていう関係もまた唯一無二のものじゃない？こういう風に思う自分も本物なんだけど、その反面、どうしても引いたところで考えてしまう自分もいて、そこのバランスがたまに難しくなるよーていうやつ。

こんなひねくれ人が言うのもなんですが、私はジュンくんの内面が好きです。せぶんてぃ〜んを好きになってから箱推し心がでかすぎてしばらく推しが定まらなった期間があったんだけど、ヒットザロードでジュンくんの中身をちょっぴり見せてもらえたような気がした時、わたしジュンくん好きかも！の心が自分の中にぽんと生まれたことを覚えている。なんか上手く言葉にできないけど良いなあと思って、そこから徐々にジュンくんを目で追うことが増えて、そういう感覚にしっくりくるようになって、あー自分ジュンペンなんだ(^.^)って落ち着いた感じ。

オタクは表の部分だけを見せてもらってるんだからアイドルのことなんかほぼ知らないと思った方がいいってのをたまに自戒として脳内の見やすい位置に刻み込むようにしてるけど、それと同じくらいジュンくんの人の良さは360度まるっと本物だと思う気持ちがある。なぜかジュンくんを見ていると当たり前のように信じたいな〜と思うし、そもそも良い意味であんまわざわざ信じるとか信じないとか言い出すような次元にいないかもしれない。これは大前提としてSEVENTEENというグループ全体に対しても同じ気持ちだけど、語弊を恐れずに言うならジュンくんに対するそれが一番強めにあるかもしれない。これが平たくいうと“推し”ってことであるような気もするし、なんか違うような気もする。う〜ん

そういえば潮音のときのイェナンくんを真摯に励ます姿もすごい印象に残ってる。子どもみたいに無邪気なのに成熟した思慮深さもあって、変な挙動が多い（失礼）けどよくよく見てると優しい。しかもそのどっちもが嘘じゃなくて、どっちもジュンくんらしいなあって見てて思う。そういうすごさがある。とはいえ「あーやっぱこの人ってすこぶる顔がいいよね」ってなる瞬間も全然めちゃくちゃ好き。普段結構にこにこしてるかふわっとしてるかのどっちかで隠れがちだけど、パフォーマンス中にたまに見せる温度のない表情とかを見ると顔の綺麗さが足生やして追っかけてくるからびびる。

だからまとめると顔が綺麗なのは充分承知の上でそれよりも彼の内面が好きだけど当たり前に顔も好き♩というよくばりハッピーセットみたいなマインドでオタクやってるんだよねー。ありがたや。あっでもこう言うと他のみんなの内面に惹かれないみたいに聞こえるけど全然そんなことなくてもちろんみんな素敵な人たちなので、ブラッシュアップライフしたら残りの12人のペンとしての人生も順番にこなしたいなって思います。ていうかブラッシュアップライフペンとしてはスンチョルさんがあれで日本語勉強したって聞いた時めちゃくちゃ沸いたよね。ブラッシュアップライフ、いいよね！！！！ってバカデカ声出たもん。スンチョルさんはあーちんとなっちとみーぽんとまりりんを見ながら何を思ったのかなあとかみやおかさんはきこんしゃウケたかなあとか考えて楽しくなってた。

ジュンくんを見てるともっと器用に、もっと利己的に振る舞ったって誰も咎めやしないよ〜って思うことが時折ある。真面目で周りのことも自分のこともよく考えてるからこそ少し不器用に見えるくらい真っ直ぐでストイックなところとか、挙動が8割型ぴょこぴょこしてるせいでわかりにくいけど優しくてしっかりしてるところとか、好きなところを挙げ出すと全然終わらない。あんな風になりたいなと思うし、なれないなとも思うし、ちょっとでも近づけるように頑張ってみようかなとも思う。

振りかざすんじゃなくて内に秘めたしなやかな強さがあるジュンくんのかっこよさにずっと憧れています。誕生日じゃなくたって毎日が誕生日みたいに特別でハッピーなものになるといいな

いつもアイドルでいてくれてありがとう！

おわり