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力が加わる方向、のこと

皆さま、大変ご無沙汰しております。

一ヶ月近く、ここを留守にしてまして。

揺り戻しの時間といいますか、「自分以外の何者か」になりきろうとしていた私自身と、それを取り巻く環境が不協和音を奏でつつも前進していくという、非常に「気持ちの悪い」時間の中に身を置いておりました(笑)

そんな中にあって「自分」への納得、のことを説いてくれた友人。
私にとても大事なヒントを与えてくれたのだ、と思っています。

今回は7月へ突入していく私たちに届いているお手紙、です。
あなたの心に「ぽっ」と明かりを灯すものであったいいな、という祈りを込めて。

何かしらメッセージを受け取ってくださったら嬉しいです。

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たとえば、

もしも後ろ向きで徒競走をしているような心持ちだったならば、その状況に「方向転換」を促す、優しさに満ちた「声」が聞こえる時間です。

それはまるで、フクロウが暗闇の中では聴覚が視覚をサポートすることで、音を立てる存在の位置を正確に把握するような、

ぼんやりしていたものに「形」が与えられたことによって、対処法がわかる、ということなのだと思うのです。


今までそこにあるのがなんだかすごくぎこちなかったもの。

手の中に持っているのが気まずかったり、心に負担がかかることだったり、居心地の悪さを感じさせてきたもの。


この時間を生きるあなたは、そういったものたちの「声」を無意識に「力」で潜めてしまおうとするのではなく、むしろ引き上げて丁寧に埋葬する、という方法を考慮に入れるのかもしれません。

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あなたの行く手を遮っていたもの。

それが実は「道しるべ」だったと気付くのは、きっともう直ぐなんだと思います。


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